ことり森の中にポツリと一匹の小鳥がいました。迷い子ではなく、初めから一人の寂しい小鳥。小鳥は飛びません。もしかしたら、飛べないのかもしれません。本当に寂しい小鳥でした。そんな寂しい小鳥のまえにある日、一匹の綺麗な小鳥がやってきました。綺麗な小鳥は、ひとりぼっちの寂しげな小鳥を見つけるとすぐに飛び去ってしまいました。寂しい小鳥は初めてそのとき自分以外の小鳥をみて翼を広げました。追いかけようとしたのです。