さて今年もこの時期がやってきましたね!
なんだかんだ4年連続で書いてる気がします恐ろしい!
今年は社会人になって聴く量も減ってしまって、振り返ってみるとHIP HOPやメタルへの愛がより強まった1年だったかな…って思います
2020年よりLIVEとかは行けたけど、個人的には終わりがみえないのが分かったぶん2021年の方がメンタル的にはキツかったかな…と思いつつ何事も
BETTER THAN NOTHING
まさにそんな年に誕生したESSENTIALなアルバム
まずはベスト10です
1位:WEEZER『VAN WEEZER』
https://music.apple.com/jp/album/van-weezer/1479227321
WEEZER通算15枚目のアルバム
今年初頭には『OK HUMAN』をゲリラリリースしたりと個人的にはWEEZER一色の年でした
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2位:KID FRESINO『20, Stop it.』
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https://ameblo.jp/srkmz/entry-12653331240.html
3位:B'z『FRIENDSⅢ』
B'zがミニコンセプトアルバムとして発売してきた"FRIENDS"シリーズ25年ぶりの新作
25年前には絶対に描けなかったであろうFRIENDSの解釈だとか諸々をCDだけでも楽しむのをもちろん最高ですが、B'zの作品はやはりLIVEあってこそ
配信LIVEでも伝わる熟成したB'z×AORの至極の世界
4位:Don Broco『Amazing Things』
https://music.apple.com/jp/album/amazing-things/1589016602
イングランド出身のロックバンドDon Brocoによる4枚目のアルバム
Bring Me The Horizonを筆頭としたイギリスのラウドロックとEDM&パーティーミュージックのミクスチャーの流れを汲んでいると言えばそこまでですけど、その潮流を遥かに超えるスタジアムロックとしての完成度の高さ
数年前に観たcoldrain×MAN WITH A MISSION×Don Brocoの3マンからは考えられないくらいスケールにまで成長した彼ら
LIVEさえ復活すればもうフェスのトリ級の活躍は確約されたも同然の名盤です
5位:MANIC STREET PREACHERS『The Ultra Vivid Lament』
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6位:For Tracy Hyde『Ethernity』
https://music.apple.com/jp/album/ethernity/1551428890
7位:(sic)boy『vanitas』
(sic)boy通算2枚目のアルバム
前作はハードコアなHIP HOPでしたけど、今作はもうバックバンドありきでLIVEをすることを想定した雰囲気も感じる
前作以上にL'Arc~en~Cielを始めとしたV系やSiMやTHE ORAL CIGARETTESといったラウドロック界隈からの影響をもろに感じる
KM以外のプロデューサーや海外からの客演も迎えカオスな世界観ながらキャッチーな曲たちが愛おしい
これこそが俺の求めてた音楽ジャンル
(sic)boy、こんな変態のためのアルバムを作ってくれてありがとう
8位:Ken Yokoyama『4Wheels 9Lives』
Ken Yokoyama通算7枚目のフルアルバム
Hi-STANDARDとして神格された横山健の音楽が、アルバムの中で真の意味で汗をかいて暴れ狂う、そのライブハウスでの楽しさをまた教え直してくれる
言うならばバンドマンにしか実現し得ない青春が詰まった宝箱みたいなアルバム
錦鯉のM-1優勝が"50歳での青春"だとしたら、横山健は"52歳での青春"。しかもビンビンのやつ。
9位:King Woman『Celestial Blues』
イラン出身のKristina Esfandiari率いるバンド
彼女が幼少期の頃に経験した臨死体験や日常的なブラックアウトに対するトラウマが音楽の根源にあるらしいく、内容は相当ダーク
音楽的にはヨーロッパ産っぽいドゥームメタル(活動拠点はニューヨークですけど…)だけど、意外とサビはキャッチーなフックがあり、構造としてはあまりにもしっかりしてて聴きごたえが凄まじい
女性ボーカルとドゥームメタルの完成形がこのアルバムには詰まってる気がして、今年というより何年か後にこの作品に出会ったことに感謝する、そんなアルバムです
10位:dj honda, ILL-BOSSTINO『KINGS CROSS』
10枚目の選出、非常に悩みましたがやはりこの漢たちに2021年の総括を任せました
from札幌
2人の王者が交差したその高みからは何が見えるか…
悲哀に満ちたTHA BLUE HERBの曲が、また一段と染みるような、そのILL-BOSSTINOの覇気を纏った咆哮をdj hondaのビートに乗せて
"2度とラッパーで俺に口挟もうなんて気を失くさせちまうようなパンチライン"
"流行りの色んなラッパー達聴いて 最後にこのアルバム聴いて死ね"
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まあ毎年年明けには「やっぱりこの10枚じゃなかったな…」って後悔するのがベストアルバム10枚の選考ですけど、やはり年内に出さないと意味ないですからねこういう生鮮品たちは
11位以降は例年通り年明けには出ると思いますのでそちらもお楽しみに!
ではよいお年を!