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もしも、私が精油だったら?!

~香りと言葉による生のブランディング~

日々の香りのこと経験から産まれた私の言葉が溶け合い、誰かのココロをさする薫風になりますように。

いつの間にか8月が終わり

いつの頃からか、8月が忙しい時空に変化した。

そんな中でも合間合間を取って、読書は続けていました。

久しぶりの投稿、いってみよう!

 

 

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自分の時間は自分だけで作られてるものでもなく、他者からの言動や行動の働きかけによっても作られている。

読書は、こういう人がいて、こう考えて、こう感じて、を言葉から知ることができる時間です。

自身の思想を語る言葉は、それらを知った後にもう一度考えることから育まれていきます。

 

時代は変わってもそれだけが続いていけば、思想史みたいなものが出来上がってくるのでは?

 

 

言葉にしなければ、終わらない旅がある。

私の魂を揺さぶる言葉がありました。ありますね、確かに。

 

 

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外国小説を読むのが苦手なので、今まであまり読む機会がなかったですが、

古本市場で100円だったので、有名なこちらを読了。

 

目が覚めて、こんな体に変身していたら?と考えるだけで思考停止。

精神が変身していくのは楽しいですが、肉体が変身するのは勘弁してほしいかな。

バーバパパみたいな変身だったら楽しそうだけど。

 

解説中に、カフカは父に対する愛情と恐れが併存していたことになる。

生涯を通して、常に父親と対立していた。とありますが、

支配されていたことを嘆いている。のですね。

 

世間では多かれ少なかれ、人が人を支配することが横行しているように常々思います。

しかも、そうだと気付かず澄ました顔つきで日常に繰り広げられているのがおそろしいです。

 

親子関係においては想像しやすいが、それ以外の人間関係においても存在していることは、

嘆かわしい事実ですね。しかもそれが、ビジネス上にはわんさかありますよ。

恐ろしい言葉をしらっといってくる顔は恐怖以外の何者でもないですよね。

 

ゾワッとし涼しくなる読書をしたい方におすすめです!笑

 

 

 

 

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先日、こちらの映画を見たので本も読んでみました。

 

 

 

 

小川洋子さんの本は初めて手に取りました。

映画を見ていたので、スムーズに進めましたね。

 

数学、数式、私の日常には馴染みが薄いものですが、これらは永遠に正しい真実の存在なのですね。

目に見えない世界が、目に見える世界を支えているという事実はなんと心強いことでしょう。

 

そういったものに目を向けて、いろんなことを考えていけたらいいなと思いました。

 

また、今回の読書で大切にしていきたい言葉が読後まで残り続けることになりました。

それは、祝福

 

子供には祝福が必要だとありますが、大人にも祝福が必要ですね。

生まれたこと、生きたこと、死んでいくこと。

もし、死んでいく最中に祝福されたとしたら、生まれてきたことも生きてきたことも、

その全てが祝福されることと同じですね。

その言葉はやはり、シンプルな、ありがとう、なのかもしれません。

 

そして、ある光景が頭にフラッシュバックしてきました。

私のこれからの生涯の中でも大切にしていきたい光景です。

なんせそれから終わらない旅が始まったわけ。

そして、その旅はいつか、言葉にして終わらしていきますね。

 

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9月になりましたね!

8月に「国宝」見てきました。いやぁ、最高でした。

原作の国宝を買ったので、また読むことになるでしょう。

 

まだまだだ読みたい本が積もり、幸せな毎日を過ごしています。

 

まだまだ暑い日が続くかと予想されるので、皆様、お身体ご自愛くださいませ!