さいはてたい | もしも、私が精油だったら?!

もしも、私が精油だったら?!

~香りと言葉による生のブランディング~

日々の香りのこと経験から産まれた私の言葉が溶け合い、誰かのココロをさする薫風になりますように。

☆さいはてたい




日曜の午後2時から、山本陽子さん原作の


さいはてたい/山本 陽子
¥1,260
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がドラマ化された【あの海を忘れない】

時間ぴったりにテレビに張り付きました。



若年性アルツハイマー



最近よく耳にします。



これといった治療もなく、時間の経過とともに

様々な事を忘れていく病気。

最後は自分で何もできなくなる病気。

万田久子さん演じる53歳の若さでも発症する可能性がある・・・



最後の母から息子への手紙、

母は計り知れない気持ちで手紙をしたたなめたのだと感じます。


シングルマザーで息子一人を育て上げ、

その間の寂しさ、不安、怖さ、もあったでしょう。


そして、自分がアルツハイマーにり患した事実を受け止めるときの、

大きな大きな孤独、息子には息子の人生を歩んでほしい、

けれども、頭では思うが、心の中は溢れるばかりに様々な思いが

芽生えていたことだと思います。


最後に最愛の息子を忘れてしまう、その怖さといったら・・・

もし自分だったらって考えると、涙が溢れてくるばかりです。


最後に、息子にありがとうって言葉を書きます。

きっと、それがたった一つの真実で、大きな大きな感謝に

尽きるのではないかと感じました。


ドラマの中では、最後明るく前向きに終わっていましたが、

もし、私が・・・って考えると、正直答えは出ません。。。



息子と共に居たい、でも、息子には息子の人生を歩んでほしい、

どれも真実なのだろうけど、う~ん、悩みますね。



でも、これだけは、言えます。


ありがとう~!って言葉、


息子がいたから生きてこれた、

息子が居るから受け止めることができる、

息子が居るから自分の人生を考える、


たった一つの存在、である息子。

存在自体に、ありがとうなのでしょうね。



介護の負担を息子にかけたくない母の思い、

でも、息子と共に居たい。

葛藤でうずまく心でしょう・・。



いいドラマでした。グ