「亭主元気で留守がいい」なんて金鳥のCMが以前ありましたよね。

そのコピーは1986年の流行語大賞にノミネート(銅賞)までされました。

四半世紀を経て今また実感として、見直されているという話。



定年後の男性が、その後仕事に就かず、奥さんの買い物や趣味に「わしも・・」と言ってついて回ることを、「わしも族」というそうです。

偶然手に取ったある雑誌の大阪大学の石蔵先生のエッセイ。

非常に興味深く読みました。



その「わしも族」が妻たちの悩みの種になっているとの話です。

男性が持っている、Y染色体。

これがそもそも攻撃的なホルモン。

昔、昔は狩猟は男の仕事でした。

獰猛な獣に向かっていくには、勇気がいったことでしょう。

Y染色体は、その関係で必要なもの。

しかし、定年でいったん職を離れると、そのY染色体がプライドやメンツといった部分に作用するがため、簡単な仕事には就こうとしない男性も多いそうです。

そこで、アルコール依存症になったり、「わしも族」となり妻に意識が向くことになったりします。

そう、家にいるばかりの男性には、Y染色体がマイナスに作用し、奥様にとっては、うっとおしい存在となりうるのです。(>_<)


最近、「うつ」については、いろんな名前の「○○うつ」がありますが、「昼食うつ病」なんて言葉があります。

定年後のご主人の昼食の心配をしなくてはいけなくなった、その奥さんが「うつ」になることが増えているからです。


なんと、老後、夫と暮らすと妻の死亡率は2倍になるといいます。

これは、高血圧や糖尿病より遙かに高いリスク要因です。

一方、妻と一緒にいつ夫の死亡率は半分になるといいます。(^^ゞ



仕事一筋、一生懸命仕事を続け、ついに定年を迎えた夫が妻に言います。

「今まで仕事ばかりで迷惑かけた。これからはお前が好きな旅行や趣味に参加して一緒にいる時間を大切にしたい・・・。」

実にいい話・・かと思いきや、実は奥さんにとっては、これがとんでもない話だったりするわけです。




何とも夢のない話ではあります。

私の仕事は定年がないとはいえ、男である私にとっては複雑な気持ちにさせられる話です。





あ!、 いいこと思いつきました。(^_-)V

そんな気の毒な男性を少しでも減らす為、事業主の皆さま、定年を延長しませんか?

今なら助成金もあります。

10人未満の会社の場合、65歳定年制にしたら40万円、70歳もしくはナシにしたら80万円!

パートでも嘱託でもいいですので、すでに60歳以上の社員(雇用保険被保険者)がいらっしゃれば、お勧めデス。



あ!!、そういえば、私、その代行手続きもやってます。


はい。ご連絡をお待ちしています。m(__)m




私は、いつまでも働く覚悟の、元気が取り柄の社労士ですからネ! ●^_^●


kakino@roumusupport.jp





(え!?こんなオチあり?)


(私は医療の専門家でないので、間違ってたらお許しを。)






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