大相撲の八百長問題が毎日のように報道されています。
今回、証拠となったのは携帯電話のメールの履歴でした。

証拠として携帯の提出を求めたところ、携帯を壊したり、水没させたりする力士が複数いたそうです。
さもありなん。。

先日、友人の女性が、浮気するような人ほど古いメールを消さないと私に話してくれましたが、サスガ彼女は人生の達人だな!と感心した次第です。


ところで皆様の会社では、会社から社員に携帯電話を貸与しているケースがあるかと思います。

とりわけ外回りの多い営業職では外出先からもお客様に連絡できたり、急ぎの用事を社内に確認できたりするので、圧倒的に業務の効率はよくなります。

でも、もし、貸与している携帯電話が乱暴な扱いで壊れるケース、あるいは実は私用で頻繁に使われているケースなんてことはないでしょうか。

そんな社員はうちにはいないとおっしゃるかもしれません。

ところが、悪意はなくとも、その携帯をどこかにうっかり忘れたり落としたりしたら、個人データの漏洩事故につながりかねません。

そうなると、取引先にも迷惑が及ぶ可能性もあります。
警視庁の調査では、遺失物のうち、携帯電話は6 番目に多いとされているのです。


携帯電話の扱いについては、就業規則とは別に規定化が必要です。

私用での扱いの禁止、セキュリティロックの必須化、管理責任者の明確化、そして経費への意識づけ等々。

規定に違反した場合は、始末書・罰金・懲罰の対象とし、努力が疑わしい場合や明らかに請求額が多い場合、そして重大な過失があったり意図的な故障であれば、詳細調査の上始末書・罰金・懲罰の対象としてもいいと思います。


ただ携帯電話を休日に持たされる身もまた、辛いのは事実。
私もワラリーマン時代、私用の携帯とは別に会社携帯を持ってました。
セキュリティ要件が厳しいお客様が多かったので、総務に頼んでカメラ無しの機種でした。

少年野球のコーチをしていた頃、携帯電話の呼び出しがあり、グラウンドにいた私は急いでユニフォームを背広に着替えて客先に行ったことがあります。
ま、当たり前と言えば当たり前。
でも、天気の良い秋晴れの空の下から、真逆の世界へ。それなりにヘコみました。。

休み中も携帯電話を持つ部下への配慮、それから携帯を持って部下からの報告を待っている上司への配慮、それぞれ絶対に忘れてほしくありません!!



ところで、私は大相撲の大ファンです。
千代の富士の引退インタビューは今思い出しても涙が出る思いです。

大阪場所の休場は当然ですが、大相撲の復活を待っている1人です。


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