30日の経済関係閣僚委員会で、追加経済対策として、雇用対策や消費拡大などを柱とする追加経済対策の基本方針を決定しました。

ところが、この緊急雇用対策の件で中小企業の事業主と話しても反応は今ひとつなんです。

実際、新卒者が中小企業を応募するってあまりないから当然と言えば当然なのです。

やはり、新卒者は大企業を狙います。

もちろん、その気持ちはわからなくはありません。

それに少子化が進む中、大学も大企業の就職が無理だったら大学院に行くよう、誘導している印象を受けます。

一方で、大卒枠の採用を促進するため、雇用対策法に基づく指針を改正して「卒業後3年以内」は新卒として応募できるようにすることも決まりました。

でも、そうなると、ますます新卒者は卒業してすぐあえて中小企業の門を叩くこともしないで、1~3年あるいは大学院を卒業するまで様子を見ることにならないでしょうか。

働き始めるのが20歳の半ばくらいになるって、少し遅くないでしょうか!?


中小企業での就業体験も助成金化するようですが、私としては、何か物足りないのです。

社労士はあんまり政治の話しをしちゃいけないって言われていますから、あまり言いたくないのですが。

でも、でも。。何だかな~・・・


改めて、私は中小企業の経営者の味方になるぞと、思わずにはいられません。