仕事と私生活の両立、私が手本 猫駅長ばす、広報大使に

福島県の会津鉄道芦ノ牧温泉駅の猫駅長「ばす」(メス)が25日、仕事と私生活が調和した社会を目指す「県男女共生のつどい」の広報大使に任命された。
 ばすは推定14歳。愛らしさが人気で、集客に貢献する同社の「稼ぎ頭」。それでいて遠慮なく休む気ままさが、「ワーク・ライフ・バランス」のお手本とされた。

(2010年5月25日21時18分 asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/0525/TKY201005250441.html
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「ばす」は、会津若松で有名な猫の名前です。CDも出しているそうです。
猫にワークライフバランスってあるかい!って突っ込みたくもなりますが、そこはおいといて、ま、「ワークライフバランス」って言葉が徐々に一般的になったということでしょうか。

「ワークライフバランス」って、労務管理の面やメンタルヘルス対策の面から、働く人もオフの時間を大事にしましょう!っていう趣旨なのですが、その一方で家庭にいる人を働く場に引っ張り出しましょう!っていう裏の意味もあるように感じます。
だって、少子高齢社会、人口減少時代、そういったわが国の中で労働力を確保していくには、家庭に眠る労働力を無理の無いように活かすことがとても大事なことなのですからネ。

「ワークライフバランス」にはそんな両面がありますから、行政にとっては便利な言葉なんだろうなぁと思います。

もちろん経営者や労働者も、例えば育児介護休業法にある育児期間中の保険料免除や年金保障などの優遇制度をきちんと認識して、そういった国の施策の恩恵を受けるべきです。
また、小学校3年の子を養育する従業員の短時間勤務制度導入促進に対する「両立支援レベルアップ助成金」等、支援するような助成金も設定されていますので、該当するのであれば企業は活用するべきです。

これから、ますますこの「ワークライフバランス」という言葉が一般的になると思う次第です。


ところで話は猫に戻りますが、元々犬派の私は、猫には少しだけヤな過去があります。

昔一人暮らしのときに、酔っ払っていた私は会社の帰りに、捨て猫(子猫)を見つけて拾ってきました。
ところが夜中に暴れまわり、部屋が荒らされました。
こりゃたまらんと捨ててあった場所にもう1回捨てに行ったら、なんと母猫が待ってました。捨て猫じゃなかったんですね。
悪いことをしたと母猫に謝って帰った覚えがあります。

最悪だったのは酔いがさめた翌朝。
暴れる子猫と格闘したもんだからスーツは毛だらけ。ワンルームの家は滅茶苦茶。。

2度と猫は拾わないと心に決めた朝でした。(笑)

ん、何の話!?
あ、「ワークライフバランス」でした。失礼!

でも、本当に忙しいときなんかは「猫の手も借りたい」なんて言いますけど、その猫の「ばす」を「ワークライフバランス」のシンボルにしたセンスは、洒落てまよすね。(^_^)