昨日、少なくとも私にとってはショッキングな事件がありました。
球界のキムタクことジャイアンツの木村拓也コーチ(37歳)が、試合直前のノックの途中で倒れ、病院に搬送されました。
カープ時代から大好きな選手でした。恵まれぬ体格で惜しまぬ努力、そして屈託のない笑顔とたまにやらかすオオボケ。
昨年の緒方選手の引退試合のバッターボックスでは、緒方選手の守るセンターに最後の守備機会となるフライを打ちました。一塁に走るときに、センターに向かって微笑んだシーンを見たときは胸が熱くなりました。
そんな熱いハートの木村拓也コーチが、試合直前のグラウンドで倒れたのです。
無事であってほしいと思いながら、ふと頭をよぎることがありました。
「労災」ってプロ野球選手にあるのでしょうか?それ以前にプロ野球選手は「労働者」でしたっけ?
実は、仮に業務遂行性や業務起因性からの判断が認められそうな場合(例えばボールやバットが当ってのケガ等)であっても労災とはなりえません。
労基法上の「労働者」とは「職業の種類を問わず事業または事務所に使用される者で、賃金を支払われる者(労基法9条)」 です。プロ野球選手は、1年ごとに契約を交わす、いわば個人事業主と同じなのです。
なので、労働基準法や安衛法、労災等の対象とはならないことになります。
でも、労働組合法上では「労働者」に該当するところがややこしい!
労働組合法上の「労働者」とは「職業の種類を問わず賃金、給与その 他これに準ずる収入によって生活する者(労組法3条)」となっており、プロ野球選手も「労働者」となります。
近鉄バファローズ存亡問題のときに活躍した当時の古田選手会長は、1985年に東京都地方労働委員会に労働組合としての認定を受けている、労働組合「プロ野球選手会」の会長なのです。
話を元に戻しますと、プロ野球選手やコーチは、仮に試合中に相手選手の打った、火の出るようなライナーに当って大怪我しても、労災にはならないということになります。
夢のあるスポーツで、労災になるかどうかという現実的な話は、やはり止めましょう。
体を張って必死にやるスポーツ選手は、それだけの覚悟でやっているわけですから、見る方も応援したくなるのです。
木村拓也という選手は、不器用ながら熱い気持ちを前面に出して必死にプレイする、間違いなくそんな選手の一人でした。
木村拓也コーチは、診断の結果「くも膜下出血」で、現時点で以前として重態だそうです。
どんなに時間がかかってもいいです。
グラウンドに帰ってこれなくてもいいです。
とにかく、あの笑顔にまた会えることを願ってやみません。
がんばれ!キムタク!
球界のキムタクことジャイアンツの木村拓也コーチ(37歳)が、試合直前のノックの途中で倒れ、病院に搬送されました。
カープ時代から大好きな選手でした。恵まれぬ体格で惜しまぬ努力、そして屈託のない笑顔とたまにやらかすオオボケ。
昨年の緒方選手の引退試合のバッターボックスでは、緒方選手の守るセンターに最後の守備機会となるフライを打ちました。一塁に走るときに、センターに向かって微笑んだシーンを見たときは胸が熱くなりました。
そんな熱いハートの木村拓也コーチが、試合直前のグラウンドで倒れたのです。
無事であってほしいと思いながら、ふと頭をよぎることがありました。
「労災」ってプロ野球選手にあるのでしょうか?それ以前にプロ野球選手は「労働者」でしたっけ?
実は、仮に業務遂行性や業務起因性からの判断が認められそうな場合(例えばボールやバットが当ってのケガ等)であっても労災とはなりえません。
労基法上の「労働者」とは「職業の種類を問わず事業または事務所に使用される者で、賃金を支払われる者(労基法9条)」 です。プロ野球選手は、1年ごとに契約を交わす、いわば個人事業主と同じなのです。
なので、労働基準法や安衛法、労災等の対象とはならないことになります。
でも、労働組合法上では「労働者」に該当するところがややこしい!
労働組合法上の「労働者」とは「職業の種類を問わず賃金、給与その 他これに準ずる収入によって生活する者(労組法3条)」となっており、プロ野球選手も「労働者」となります。
近鉄バファローズ存亡問題のときに活躍した当時の古田選手会長は、1985年に東京都地方労働委員会に労働組合としての認定を受けている、労働組合「プロ野球選手会」の会長なのです。
話を元に戻しますと、プロ野球選手やコーチは、仮に試合中に相手選手の打った、火の出るようなライナーに当って大怪我しても、労災にはならないということになります。
夢のあるスポーツで、労災になるかどうかという現実的な話は、やはり止めましょう。
体を張って必死にやるスポーツ選手は、それだけの覚悟でやっているわけですから、見る方も応援したくなるのです。
木村拓也という選手は、不器用ながら熱い気持ちを前面に出して必死にプレイする、間違いなくそんな選手の一人でした。
木村拓也コーチは、診断の結果「くも膜下出血」で、現時点で以前として重態だそうです。
どんなに時間がかかってもいいです。
グラウンドに帰ってこれなくてもいいです。
とにかく、あの笑顔にまた会えることを願ってやみません。
がんばれ!キムタク!