橋下大阪市長の職員の私用メールのチェックが話題になっていました。
職員の地方公務員法(職務専念義務)違反の解明が調査目的とのことですが、個人情報保護法を盾に大きな反発があるようです。
労働者は労務を提供し、それに対し経営者は報酬を提供する。
背景にあるのは、『信義誠実の原則』いわゆる『信義則』です。
職場の電話を使って業務中に私用電話をかけることは、信義則上問題があると思うのは当然といえば当然。
私用電話を禁止するなら私用メールも同じこと。
10年ほど前でしょうか。
私の前職のSE時代、お客さまから、社員が外部に出したメールのタイトルや本文の中に”原価”や”仕切”といった管理者が指定した単語が含まれれば、送信せずに別に保存するような仕組みをご要望さ
れたことがありました。
もちろんそのような仕組みを導入しなくても、ファイアウォールを見れば、誰がいつどれ位どんなサイトを閲覧したか、どこにメールを送ったか解析することもできます。
就職活動を誰が(どのパソコンで)見たかなんてこともわかります。
但し、トラブルを防ぐなら、あらかじめ就業規則上で、”会社が貸与した携帯電話、パソコン等、情報関連機器の電子メールおよびデータフォルダの内容の検査を行うことがある”と規定しておくことをお勧めします。
今、プロ野球はキャンプたけなわです。
どのチームも1軍への生き残りをかけての熾烈な競争が繰り広げられています。
昔、巨人軍の元監督長嶋茂雄さんの監督室には、次のような一篇の詩が掲げてあったと聞きます。
本気ですれば
たいていの事はできる
本気ですれば
なんでも面白い
本気でしていると
だれかが助けてくれる
人間を幸福にするために
本気ではたらいているものは
みんな幸福で
みんなえらい
明治大正昭和の思想家後藤清香さんの詩です。
一生懸命"本気"ではたらくことの尊さ。
その一方で、監督室に掲げることで、その一生懸命する選手(人)を、しっかり見てるぞ、という長嶋さんのメッセージを私は感じます。
一生懸命がんばっている社員に、上の人間はちゃんと目を配ること。
さすれば、一生懸命な社員はもっと頑張ってくれます。
各社員が伸びれば、きっと会社全体の業績も伸びるはず。
情報漏洩に目を光らせるのも会社の経営上大切なことですが、他にも大切なことがあることを決して忘れてはいけません。
http://www.roumusupport.jp
職員の地方公務員法(職務専念義務)違反の解明が調査目的とのことですが、個人情報保護法を盾に大きな反発があるようです。
労働者は労務を提供し、それに対し経営者は報酬を提供する。
背景にあるのは、『信義誠実の原則』いわゆる『信義則』です。
職場の電話を使って業務中に私用電話をかけることは、信義則上問題があると思うのは当然といえば当然。
私用電話を禁止するなら私用メールも同じこと。
10年ほど前でしょうか。
私の前職のSE時代、お客さまから、社員が外部に出したメールのタイトルや本文の中に”原価”や”仕切”といった管理者が指定した単語が含まれれば、送信せずに別に保存するような仕組みをご要望さ
れたことがありました。
もちろんそのような仕組みを導入しなくても、ファイアウォールを見れば、誰がいつどれ位どんなサイトを閲覧したか、どこにメールを送ったか解析することもできます。
就職活動を誰が(どのパソコンで)見たかなんてこともわかります。
但し、トラブルを防ぐなら、あらかじめ就業規則上で、”会社が貸与した携帯電話、パソコン等、情報関連機器の電子メールおよびデータフォルダの内容の検査を行うことがある”と規定しておくことをお勧めします。
今、プロ野球はキャンプたけなわです。
どのチームも1軍への生き残りをかけての熾烈な競争が繰り広げられています。
昔、巨人軍の元監督長嶋茂雄さんの監督室には、次のような一篇の詩が掲げてあったと聞きます。
本気ですれば
たいていの事はできる
本気ですれば
なんでも面白い
本気でしていると
だれかが助けてくれる
人間を幸福にするために
本気ではたらいているものは
みんな幸福で
みんなえらい
明治大正昭和の思想家後藤清香さんの詩です。
一生懸命"本気"ではたらくことの尊さ。
その一方で、監督室に掲げることで、その一生懸命する選手(人)を、しっかり見てるぞ、という長嶋さんのメッセージを私は感じます。
一生懸命がんばっている社員に、上の人間はちゃんと目を配ること。
さすれば、一生懸命な社員はもっと頑張ってくれます。
各社員が伸びれば、きっと会社全体の業績も伸びるはず。
情報漏洩に目を光らせるのも会社の経営上大切なことですが、他にも大切なことがあることを決して忘れてはいけません。
http://www.roumusupport.jp