『ウェブはバカと暇人のもの 』を読みました | sriverのブログ

『ウェブはバカと暇人のもの 』を読みました

本屋で本を見ていたらウェブはバカと暇人のもの という題名の本があり、自分を含めてネットのヘビーユーザーはそういう人が多いと思っていたので立ち読みしました。


まず著者が記事配信サイトの担当者で実体験に基づいて書かれていたので全体的に説得力がありました。


著者によると自分はネットに関わる仕事をしているが有名人の失言を執拗に叩いたりブログを炎上さしたり、失言が素人の場合は身元を詮索したりする等々のネットユーザーの言動が嫌いということでした。


僕もそれは同感で山本モナの浮気にしても放送局に抗議の電話入れる人がいっぱいいたがその人達は自分が被害者でもないのに何がしたいのか良く分からない。

人の悪口言いまくって楽しいのだろうか?、、まあ楽しんだろうね(笑)

僕はそういう世界は嫌いだ、だから昔は見ていたが今はあまり掲示板は見ない。


筆者はそういう書き込みをする人はフリーター、大学生、ニート、専業主婦などの立ち読みをする人のような〔俺だ(笑)〕暇人が多いと分析している。


筆者自身も配信した記事のモラルについて何度か抗議されたことがあるそうだ。


コメントの反響が大きい記事のテーマには法則があり、1.モラルについて、2.○○について、・・・10.○○について、というように反響のあるジャンルは10ジャンルぐらいに絞られるようだ、そして筆者がこの反響のあるジャンルを発見したときから今までその傾向は変わっていないようだ。

このジャンルに入っていなければよく出来上がった論文でもあまりアクセス数は稼げないらしい。


またアイドルなどが今日○○食べましたみたいなブログに私生活を投稿するのは他人から見てつまらないので嫌いらしい。またそれにコメントがいっぱい付くのも馬鹿らしいとの事。


でもこれについては僕自身が自分の私生活を書いたりしてるからなぁ(笑)確かに暇人のやることだとは思うが、、

エミリーのブログも読んでるし。アイドルでも詰まらないのに身元不明の男の私生活など誰も見たくないだろう(笑)

俺もそれは以前から承知していてできるだけ映画とか本とか社会とか共通の話題をブログのテーマにしようと思っているが実際はあまりなってないかな。


で、この本には他にもウェブに纏わる見解が色々書かれている。


ウェブとTVの関係


一般にネットはTVを抜かすと言われているが、少なくとも現状はTV優位だししばらくその状態は変わらないとの事。

根拠としては普及率とネットでアクセス数が稼げる話題も芸能人などTVネタが多い事が挙げられている。


また流行語が例に挙げられている。


朝日新聞が社説でアベるという言葉が流行っていると出したが、ネットユーザーがそんな言葉流行ってねぇーよということで対抗して捏造する等の意味でアサヒるという言葉をつくってネット上で大流行した。

そしてネットの流行語大賞に選ばれたのだがさて現実世界でどれくらい浸透しているか?

筆者が親戚一同に聞いたところ中にはネットを使っている人もいたが28人に聞いて28人が知らなかったそうだ。


所詮ネットの影響力はその程度のものなのだ。

ヘビーユーザーは現実とネット世界のギャップを分かっていない。


ネットユーザーはよくランキングにケチを付けるがTVの流行語の方がまだ認知されているのだ。


またライブドア事件などでTV関係者はネットに食いつぶされるのを恐れているがTVネタでアクセス数が稼げるなどTVとネットは親和性が高く敵ではなく協力すべきだとも書かれていた。


ウェブの幻想


ウェブを使っているからといって人間が賢くなるわけでもなんでもないとの事。

ネットやサービスを造ったり提供している人は頭がいいが、それを使用している人は凡人である、凡人が集まっているから集団になっても能力が上がるわけではなくむしろ集団愚になると書かれていた。

またネットでいい発言をしていても誰かがそれを拾ってくれて現実世界で活躍するなどまずありえなくて、現実世界で活躍している人はみな、現実世界で地道に努力を積み重ねている人だと書かれていた。

確かに現実世界で継続的に活躍しようと思ったら地力をつけていかないといけないと思う。

暇人がせっせと時間をかけて纏めた情報を優秀な人が必要になったとき一瞬で拾っていく構図があるそうだ。


本としての結論はネットは情報を集めるには非常に優秀なツールだがそれ以外は非建設的でヘビーユーザーはヤバイですよ、上手にネットと付き合いましょうという感じだった。


なるほど、俺もブログを止めるか(笑)