今朝のクレイのサムエル記8:1‐9の解説を聞いて、感じたことを記します。
サムエルは年老いたので、自分の息子たちを裁き司に任命しましたが、彼らは父の道に歩まずわいろを取って裁きを曲げていました。母親ハンナの祈りによって、幼い頃より主に仕える者となり、民から尊敬されるサムエルでありましたが、子供たちを正しく育てることが出来ませんでした。先生であったエリと同じ失敗を犯しました。
当時のイスラエルの政治形態は、神政政治で神が王であり、神は預言者や士師を通して民に語り掛けました。しかし民は、それよりも人間の王に信頼を置く政治形態を求めました。
私たちは見えない神に信頼することが出来ず、現実に存在する人間に頼り易いものです。「あなたは神に信頼して歩んでいますか。」という問いかけを聞いて、ふと今の自分はどうだろうかと考えました。
昨今の日本の状況を憂えて、ついついYouTubeでそれに関する動画を目にしたりします。特に経済学者のT氏や、国会議員のA氏の動画を、聖書講座と並列で見ていました。
それで、先ほどの問いかけに遭遇して反省しました。私がT氏やA氏の動画を見たところで、日本が変わるわけではない。私の思いや時間をそれに費やすよりも、主にもっと集中するべきではないかと思いました。
一時はそう思って、聖書以外の動画は見ないようにしようと決めて実行していたのに、最近また元の悪い癖が戻ってしまいました。
世の動向よりも、主の教えに沿い、自分の家族や友人・知人にみ言葉を伝えることに専念すべきです。
私たちの肉は、常に私たちを主から遠ざけるように働きます。だから常に主を仰ぎ見て祈りに集中し、み言葉を握りしめていかなければその様になりがちです。
イエス様、私たちは弱いものです。信仰の足りないものです。どうぞ力を与えてください。信仰を与えてください。あなたから目を離すことがないようにしてください。(へブル12:2 参照)イエス様のお名前でお祈りいたします。アーメン!