昨日の礼拝の後、お昼を戴きながら、分かち合いをしました。
友人のKさんが、「罪人のマリヤから、どうして罪の無いイエスが誕生できたのか？」とかいくつかの質問をしました。私が彼を納得させられる回答が出来なかったので、牧師先生に来て頂きました。
聖書の家系図は、アダムから始まってイエス様で終わります。それは聖書が書かれた目的が、イエス様を迎える事であった為です。
アダムの犯した原罪が、その子孫に遺伝して行って、全ての人間はみな罪人となったとされています。イエス様を生んだマリヤも、罪人であったわけですが、そのマリヤからどうして罪の無いイエスが誕生できたのでしょうか？
マリヤが普通の夫婦の交わりで、イエスを生んだのでなく、聖霊によって（神の介在で）イエスを身ごもったからです。即ち、マリヤはアダムの子孫でしたが、イエスはアダムの子孫ではなく、女の子孫として（神の介在で）誕生すると聖書に預言された通りに誕生したからです。（創3:15参照）
子供は死んだら天国に行くと聞きましたが、子供も原罪を持っているはずですが、どうしてですか？
「人間は一度死ぬことと、死んだ後に裁きを受ける事が定まっている」と聖書にあります。（へブル9:27）
またイエス様が来て下さった事により、イエス様が私の罪を背負って死んで下さった事を信ずれば、救われると聖書は言います。
人が誕生すれば、その名前が「いのちの書」（黙20:12,15、ダニエル12:1-2、詩篇139:16、ピリピ4:2-3、ルカ10:20）に記されますが、罪人のままで死んだ人の名は、その書から消し去られます。（詩篇69:28、黙3:5）
先ほどの問いの答えは、子供は、イエス様を「信ずる・信じない」の意思を、まだ表明できないからです。イエス様を信じないことが罪です。自分の創造主を否定するからです。
またイエス様は、「子供たちのようにならなければ、決して天の御国に入れません。」（マタイ18:3）と言われています。
イエス様が来て下さったので、福音（良き知らせ）が現れたので、その知らせを受け入れる人は天国に入り、それを拒む人は地獄へ行くのです。