さて、本日のシラチャ《三ッ星》グルメはシラチャではここでしか食べられない、本格的な手打ち蕎麦をご紹介したいと思います。伺ったのは、いつも釣行の後の宴会でお世話になっているまぐろ三昧さん。釣り友でもある角南シェフが腕を振るってくれます (^^♪

 

 

ランチのちょっと前から蕎麦を打ち始めるので、11時過ぎに伺って全行程を見させて頂きました。粉を振るうところから始めて、最後の蕎麦切りまで約40分ほどの工程。蕎麦粉が次々と形を変え、マジックのようにあっと言う間に蕎麦が打ちあがった印象です (◎_◎;)

 

 

いつもは二八蕎麦を打っているそうですが、この日は外二で打ってくれました。二八は小麦粉2に対して蕎麦粉が8ですが、外二は小麦粉2に対して蕎麦粉が10。蕎麦粉が二八よりも多く配合され、より蕎麦の風味が強くなります。

 

水回し

 

蕎麦粉は日本人の方がチェンライで作られていると言う蕎麦を、出来るだけ挽き立て使うため毎週仕入れているそうです。2月には蕎麦の花が満開に咲き誇るとか。是非、行ってみたい!とおっしゃっていました。いやはやスゴイ拘りです (;^ω^)

 

 

こね

 

菊練り

 

丸出し

 

 

角出し

 

本のし

 

しかし、角南シェフってホントに根っからの料理人なんですね。蕎麦打ちが楽しくって仕方ないご様子。仕事で蕎麦を打っていると言うよりも、美味しい蕎麦を打ちたくて打っている感じです。ちなみに蕎麦打ちはYouTubuを観て独学でマスターしたそうです。

 

 

もちろん道具もすべて日本で揃える拘り様。中でもこの蕎麦切り包丁はお値段を伺ってビックリ。なんと13万円もしたそうです。やはり良い包丁だと切れ味が良く、蕎麦の喉越しが違うそうです。しかし、13万円ってスゴイですね~(;''∀'')

 

 

 

タイの片田舎のシラチャの街で、打ちたてのお蕎麦を頂けるなんて夢みたいです。この日は角南シェフにお任せでもり蕎麦を頂くことに。茹で上がるまでのしばしの間、揚げ蕎麦をお摘みに日本酒をチビチビ。いや~~~、コリャたまりません (#^^#)/

 

 

 

 

打ちたて茹でたのお蕎麦の味はもう格別です。日本人でホントに良かった~!って瞬間かも。しかも、日本から持ってきた貴重な更科粉(最初に挽き出されたものを篩いにかける一番粉)のお蕎麦も特別に振る舞って頂きました。

 

 

どちらも最高のお味。香り、喉越し、蕎麦の風味、どれも素晴らしい。ズズズ~~~♪ と蕎麦を頂いて、日本酒をキュ!っとやる。あ~~~贅沢~~~ぅ♪ しかし、こんな贅沢なお蕎麦がなんと驚きのプライスで頂けるのです (^^♪

 

※角南さんが辞められたためこのメニューは現在ありません

 

振る舞って頂いた更科蕎麦は別ですが、二八蕎麦のせいろは何と160฿。かけ蕎麦もたったの160฿です。他にも天ぷら蕎麦はもちろん、ミニ丼とのセットなど色々あります。どれも決して高くはありませんね。また、うどんも手打ちで作られていてそちらも色々楽しめます♪

 

※角南さんが辞められたためこのメニューは現在ありません

 

角南シェフがお休みの時以外は毎日お昼に蕎麦を打っているとのことですので、是非ランチ時に行ってみて下さい。薬局の食いしん坊&飲兵衛オヤジが自信を持ってお勧めする、これぞシラチャの三ツ星グルメ。是非、ご堪能下さい (^^♪

 

 

まぐろ三昧

営業時間 11:00~14:00/17:00~23:00

電話番号 038-322-741