胎児ドックを受けるためクリニックへ。
小さくてこじんまりしたクリニック
受付の方も先生もあたたかい雰囲気。
こんなに優しい雰囲気のお医者さんは初めて、というくらい柔らかい笑顔だった。
妊婦検診でのエコー写真を受付で渡していたので、先生が先に見てくれていた。
「これはいつ診てもらったの?」と聞かれ
「3日前です」と答えた。
「うーん、そうかぁ、とりあえず赤ちゃんみてみましょうか。」
優しそうな先生の顔は少し曇ってるように見えた。
部屋が暗くなり、天井にエコーの映像が映し出された。
きっと何も問題がなければ、感動的な空間なんだろうな。
結果を知る怖さや不安いろんな感情が混じり、涙が溢れて止まらなかった。
エコーを見るのが怖くて、ハンカチで目を覆った。
「・・・赤ちゃん、死産してるね」
診察室で声を上げて泣いた、大人になって人前であんなに大きな声で泣いたことない。
自分の感情が爆発した瞬間。
あの瞬間のこと、一生忘れないと思う。
先生は、「エコー写真の赤ちゃんのむくみが分厚かったから嫌な予感がした」と言ってた。
想像してた結果と全然違った。
産むか諦めるか、そんなことじゃなかった。
赤ちゃんが、ママにそんな苦しい選択させられないよと思ってくれたのかな…
ママが「健康でありますように」と祈ったから、死んじゃったのかな…
もし、どんな障がいや病気があっても待ってるよ!と思えてたら、生きて会えたのかな…
夢であってほしいと本気で思った。
赤ちゃんは元気に泣いて産まれてきてくれる
そう思ってた。
こんな辛いことあっていいの?…
私の人生で一番悲しい出来事。