戦いに強い命式 | 鳳凰記(万象算命創楽院公式ブログ)

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2016年春、『万象算命創楽院』は本拠地を東京・府中から福岡・博多へ!
算命学宗家直系、本流の正しい算命学を全世界に伝え広めるため、
算命学者・伯耆弘徳(ほうきこうとく)が再び動き出しました。

きょうは算命学のお勉強を少しだけ。

 

世の中を「平穏な状態」と「不穏な状態」とに陰陽分類するならば、新コロ祭り状態の今どきはまさに「不穏な状態」と言えます。

 

算命学には国家の時代を5つに分類して考察する考え方があるのですが、その中にも「動乱期」とか「平和期」という呼び方が出て来ます。「平和期」は経済が台頭する時期でもあり、中産階級と呼ばれる中間層の数が増大しますが、「動乱期」はこの逆で、中間層が少なくなり、富裕層と貧困層との格差が大きくなる、まさしく今の時代ですね。

 

算命学の国家論に基けば、日本はこの2017年より戦後2度目の平和期(=経済成長期)に入るはずでした。前回は昭和40年代、まさに日本は高度成長の時代だったわけですが、今回はどこをどう見ても経済の成長など全くしていませんね。

 

つまりアベノミクスという政策が机上の空論に過ぎず、大失敗であったことがはっきりとしたわけです。諸外国を見回してみて下さい、日本人の所得って先進国の中でもかなり低いレベルですよ、皆さん全然給料上がってないでしょ? 未だにGDPは世界で3番目あたりですか? でも国民の生活レベルは上がっていない、大企業や富裕層がカネを吸い上げているだけですよ。

 

国家というものは国民の為にあるのですから、国民が豊かにならなくてはいけないのです。私たちは国家の為に生きるのではありません。自分たちが幸せになる為に生きるのです。

 

みんなが幸せになることが、すなわち国が豊かになるという事ではありませんか、本来ならば?

 

さて、ここからが本題です。

 

「動乱期」という時代には、それにふさわしいエネルギーを持つ人材が求められます。五行エネルギーの中で考えれば金性、人間の本能を5つに分類して重ね合わせれば金性=攻撃本能ということになります。

 

ですから金性に偏り、しかも星が強い(=身強)命式を持つ人は、それを活かした生き方をすることで時代の寵児となれる可能性が大いにあるわけです。

 

命式の構造としては日干が庚金で、天干が金性にまとまり、しかも年支・月支・日支が西方三位(申・酉・戌)という形が理論上は最強、もっとも攻撃力のある強い命式ということになります。

 

暦の中で探していくと、次のような命式です。

十二支が申・酉・戌という西方三位の組み合わせとなる場合、命式としては陽干支が2つで陰干支が1つとなります。陰干支で天干が辛金となる組み合わせを探したのですが(つまり辛酉という干支以外は選べないわけです)、例えば年干が辛酉の場合は申月は絶対に丙申、戌月は戊戌にしかなりません。このように年干支と月干支の組み合わせは干支暦の中で限定されているのです(年干支と月干支の組み合わせは720パターンしかありません)。

 

そうなると年干支は庚申または庚戌しか選べない、というわけです。そして年干支が庚申なら月干支は乙酉、年干支が庚戌の場合も月干支は乙酉にしかなりません。この組み合わせの中で日干支で庚申、或いは庚戌が廻るタイミングでようやく成立するわけです。

 

こういう命式は60年間でようやく1つか2つ、下手すると180年に1つとか2つくらいしか出てこないんです。なお、庚金と乙木は干合変化により金性にまとまりますので、これによって天干一気に準じる形になるのは言うまでもありません。

 

地支は西方三位ではなくて三合金局ではダメなのか? というご質問をよく頂くのですが、確かに三合会局はスケールの大きな融合状態を表しますが意外と隙が生まれやすいものです。それに対して西方三位はより「地に足がついた戦い方」が出来るのです。これは三合会局が異次元融合であるのに対し、方三位は同次元融合であるという違いがあるからです、ってちょっと話が難しくなってきましたね(笑)

 

こういうお勉強をする際にはお手元に万年暦が一冊あると良いですよ。

 

「動乱期」を戦い抜ける人、本当はそういう人が率先して国家と国民の為にその力を発揮するべきだと思うのですが、今の日本の国政に関わる人たちの中には、そういう方はいらっしゃらないのでしょうかねえ。。。

 

(ちなみに私個人の命式は、先ほど掲げた最強の命式に一歩譲る形となります。日干支が庚申、月干支が庚戌、そして年干支が丁酉ということで、年干の丁火を除けば全て金性にまとまります。こういう場合は親や目上をあてにしない事で、より攻撃力を発揮することになるわけです。若い頃から音楽とかやらずに、もっと早くに政治の世界に飛び込んでいたら、もしかしたらこの国の為に少しは役に立てたのではないかと思ったりもしましたけど、今更どうにもなりませんね。)

 

きょうは算命学の思考法のごく一部をご紹介してみましたが、ご興味のある方は是非この機会に算命学を学んでみませんか?

算命学宗家直系、本流の正しい算命学理論と技術を、わかりやすく丁寧にご指導していますので。

 

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