二連変化法(主星)の活用 | 鳳凰記(万象算命創楽院公式ブログ)

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2016年春、『万象算命創楽院』は本拠地を東京・府中から福岡・博多へ!
算命学宗家直系、本流の正しい算命学を全世界に伝え広めるため、
算命学者・伯耆弘徳(ほうきこうとく)が再び動き出しました。

どちらの算命学教室でも、基礎の段階で十方星(十大主星)の二連変化法という技法を学ぶと思います。全部で55パターンの組み合わせがあり、宿命の鑑定にも後天運の鑑定にも欠かせないものです。これをしっかりと時間をかけて丁寧に学んでおくことで、星同士の陰陽関係、相生相剋関係をしっかりと理解し、またそれらの解釈を教科書や資料の丸暗記ではなく、自分の言葉でちゃんと表現出来るようになるはずです。

 

十方星(十大主星)の二連変化法は陽占八門法(固定法)や陽占局法を理解し使いこなすための基礎技術ですし、後天運で回ってきた星と宿命に所有している星との関係を読み取る際にも必要です。

 

このあたりをしっかり勉強した人と、そうしなかった人とでは、後々の鑑定力に圧倒的な差が生まれてしまうと言っても過言ではありません。基本となる十方星(十大主星)の二連変化法が身に付いていれば、宿命と後天運を合わせた多連変化技法がすんなりとこなせるようになるのです。

 

しかしながら、この大切な基礎技法をちゃんと教えていない教室が意外と多いようです。「星の意味はいろんな本に書いてあるからそれを見て覚えておいて下さい」などと言って済ませてしまう講師もいるとか。。。

 

十方星(十大主星)同士の関係(陰陽や五行の相生相剋比和)を丁寧に学んでいくことで、少しずつ頭の中で「陰陽五行分類思考」が出来るようになっていくのです。算命学は全てこの「陰陽五行分類思考」を原則としているわけですから、思考回路がそれに順応できるようにトレーニングを重ねなくてはいつまで経っても鑑定など出来るようにはなりません。

 

さて、この二連変化法の使いこなしを身に付けていくには、まず宿命の星命樹(人体星図)に表出している5つの主星の読み取り練習にこの技法を加えてみて下さい。例えば、

沢尻エリカ容疑者の星命樹(人体星図)を例にとってみます。

この星の配列からこの人物の性格の特徴となる要素を読み取る際に、まず中心星が調舒であること、この中心星は東西南北に表出している全ての星に対し関与している(影響を与えている)ことを踏まえて、

 

中心星「調舒」と北方星「禄存」、

中心星「調舒」と南方星「貫索」、

中心星「調舒」と東方星「車騎」、

中心星「調舒」と西方星「牽牛」、

 

このあたりを二連変化法でしっかりと読み取るようにされることをお奨めします。

これだけでも一個人の性格の特徴が実によくわかるようになるはずですよ。

 

この練習に慣れてきたら、後天運で巡ってくる星と中心星との関係なども読み取る練習をしてみて下さい。

 

星の持つ意味は、本に書かれているものを鵜呑みにするだけでは勉強になりません。

「陰陽五行分類思考」で考えて、自分の言葉で語れるようになることがプロの条件です。

 

 

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