さて、このブログにはあまり「算命学」の話は書かないというポリシーでやってきましたが、『万象算命創楽院』の生徒さんがどんどん増えて来るにつれて、
「もっとブログなどで算命学の話を書いて欲しい」
という要望がけっこう来るんです。
大変困ったことに、ここ数年、ネット上でデタラメな、いい加減な「算命学」の記事をよく見かけるようになりました。「算命学」に興味を持ち、ネット上で情報を集めている人たちは、そのようなガセネタに振り回されてかなり混乱しているみたいなんですね。
本物とニセモノの区別がつかない、まあ止むを得ないことだと思います。「算命学」はちゃんと勉強しないとモノになりませんから。
例えばですね、
「算命学とは命を計算する学問です」
なあんてセリフを見かけたことはありませんか? こういうのを真に受けている人がけっこういらっしゃるようです。
冗談じゃありません!
そもそも「算命」という言葉は日本語ではありません、中国の言葉です。中国語で「命(メイ=宿命や運命のこと)を推し計る」という意味になります(スァンミンと発音します)。
この「算命」に「学」を付け足して「算命学」という名称が用いられるようになったのは戦後の日本、「算命学」という言葉を世間に広めたのは算命学宗家・高尾義政先生の功績ですが、高尾宗家よりも遡って西川満氏(作家、占星術師)あたりは昭和20年代から既に使っていた呼称です。
台湾などで「算命」といえば、日本の「算命学」とは異なりますがまさしく「宿命や運命を推しはかる占術全般」を指します。
中国・台湾の命術は易の思想にあやかって作られたものが殆どですから、易といえば「八卦」、つまり生年月日も八文字で表さなくてはいけないということになるんです。これは別に出生時間が重要だという事では無いんです、ただ単に出生を表す文字数(つまり干支)が八文字でなくてはいけないという思想というか、はっきり言ってしまえば「思い込み」ですね。このあたりの発想は日本で体系化された「算命学」とは全く異なります。
日本の「算命学」においては生年月日を基にしつつも出生時間は問いません。これはこの世の空間と時間とを陰陽五行の原理原則に基づいて考察していく上においてはむしろ当然の事なのです。
未だに、
「出生時間まで細かく算出した方が、詳しく占える?」
等と本気で信じている人が多いようなので、敢えて申し上げておきます。
干支暦は陰陽五行の原理原則に基づいて作り上げられています。この陰陽五行の原理原則においては、1日というのが最小時空間範囲にならざるを得ません。1日以下の時間というものは考慮されないのです。
陰陽五行という分類方法に基いて人間(個人および集団)やこの世その在り方そのものを考察していく上においては、これが常識となります。これを変えることは出来ないのです。
・・・というような話に興味を持たれましたら、ぜひ「算命学」を学んでみて下さい。
「算命学」をしっかり勉強してさえおけば、例えこの先日本という国が崩壊したとしても、必ず地球上の何処かで生き延びることが出来ます。
私自身は、「算命学」と出会ってから今年で28年になります。ここまで波乱万丈の人生を「算命学」のおかげで乗り越えてきました。「算命学」を知らなかったら、もうとっくの昔に死んでいたはずです。
そのような、普通ではない人生経験を数多く積んできたからこそ、「算命学」の素晴らしさを「生きた言葉」でお伝えすることが出来るのです。
これから「算命学」を学んでみようとお考えの方、是非私のところに来て下さい。本当に使える「算命学」を伝授いたします。
『万象算命創楽院』公式サイトはこちら
![ペタしてね](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/decoPeta/pc/decoPeta_05.gif)
![読者登録してね](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/decoPeta/pc/decoPeta_22.gif)