到来した魚の中に尺を超す見事なマコガレイがあった。釣りでは産卵で浅場に寄る冬場の子持ちガレイが主になるが、身が厚くなるのは夏。さて、煮ようか焼こうか迷ったが、まず背をヒラメ同様に下ろした。ちょいと身を削いで口に入れてみたが、甘みがあって美味い。

 だが皮ごと短冊に切って生姜に絞り汁と酒少々と醤油で和えて馴染ませ、片栗粉をまぶして空揚げにした。これに甘酢あんをかけて小鉢で出したら、孫たちは「これ、うめぇー」と絶賛で、狙いが的中。腹側は切り分けて煮付けたので明日の昼飯でいただく予定。

 キジハタの刺身は相変わらず甘みがたっぷりで身もプリンプリン。マハタより美味かもしれない。

 

 明日の夜は娘夫婦たちがくるので腕を奮うつもり。特大のイトヨリの一部は、天ぷらで味わってみたい。