朝の9時過ぎに、清澄通りに架かる高橋の上にいた。生まれて初めて見るマラソンだが、最初にやってみたのは車椅子の選手。速い! もの凄いスピードで橋の坂を登って門前仲町の方へ走り去った。

 それからしばらくして両国方向からパトランプの点滅が見えてきた。やがてトップ集団が来たが、まるで1500メートル走のようなスピードでアフリカのランナーが、あっと言う間に走り去った。選手も凄いがペースメーカーも凄い!

 数分して両国方向から第二集団が見えてきたが、先頭集団とはスピードがまるで違う。日本人選手が何人かいたが、顔の判別は出来なかった。

 わが家から高橋まで約2キロ。三位集団を見て自宅に戻り、わたしの歩いた距離は4.2キロ。

 12時前、娘婿から妻にもうすご長男が高橋を通過とのラインを受けて彼女が自転車で応援に行った。息子の妻と娘、わたしの娘たちが出迎えたが、結構元気に走っていたという。

 彼は4時間半近くのタイムでゴールインしたという。順位では2万位ぐらいだったそうだ。

 まずは完走できた上出来であろう。

 清砂通りは三ツ目どおりから通行止めになっており、驚くほどの交通規制だった。

 天気は晴れたし、気温は12度だったから、良いコンディションだったに違いない。

 いずれにしてもわたしには縁の無いスポーツである。