日本代表監督に就任したザッケローニ氏が、初采配となるアルゼンチン戦を
前にして、中田英寿氏とインタビューしていた。その中で、中田氏は現役時代に
感じていたジレンマとして
「監督から言われた事はできるけど自分達から何かをやることはできない」
事を上げていた。クリエィティビティな部分の能力が欠けているという訳だ。

それい対してザッケローニ氏は、
「それはユースレベルから始めておかねばならない事なのだ」
と回答した。ボールをどこに運ぶかは選手は決める事で、監督が決める事ではなく、
あくまでも、選手の決断がベースだ。そういう訓練をあまり受けていないのでは
ないかとの事だった。

これは、興味深い話だ。日本人の得意な事は、形にきっちりはめられる事。
日本人特有の勤勉さを最大限利用するやり方ともいえる。組織的なプレーはお手の物。
スタミナも豊富で、90分間監督の指示通りに動く事が出来る。それが日本の強みなの
だと思っていた。だが、それだけでは、もう一歩上のレベルまで到達できないという
事なのだろう。

ザッケローニ氏は、日本代表の合宿でこの事を伝え続けると表明していた。
これに共感出来る選手。出来ない選手がいるだろう。欧州で活躍している本田、
香川といった若い世代や、遠藤などのテクニカルなタイプの選手も共感出来る
のではないか。半面、ディフェンシブな特徴を持つ選手とっては、自らの強みを
評価して貰えないのかと考えるかもしれない。そのあたりを考慮してうまく
伝える事は出来るのか。ザッケローニ氏は、英語も上手くはなせない。日本語は
言うに及ばず。顔を余り合わせない代表監督と選手だけに、いかに信頼関係を
結ぶかがポイントだろう
日本代表は、ザッケローニ監督の初采配試合は、対アルゼンチン戦だった。この試合に
1-0で勝利した事。それも、メッシを含むベストに近い布陣のアルゼンチンに勝利した
事は、おそらく、世界中のサッカーファンを驚かせたに違いない。だが、日本代表の
主将である長谷部は「アルゼンチンが本気だったがわからない」と発言した。

それは、おそらくこの試合を指していったのだ。世界王者であるスペインを4-1
と粉砕した試合を。

この試合、アルゼンチンは開始9分にメッシの巧みなループシュートで先制。3分後には、
イグアインが角度のないところから2点目、さらにスペインのミスを逃さなかったテベスがネットを揺らし、
前半だけで3点をリード。後半に入り、スペインは途中出場のジョレンテが1点を返すが、
アルゼンチンもアグエロがロスタイムにエインセのクロスに頭で合わせて、快勝した。

この試合でわかった事。それは、皮肉でもなんでもなく、マラドーナは監督として
最悪の部類だった事だ。選手の集まりが悪く、クラブチームと比較してより、個の力を
必要とする代表チームの采配をわかっている。選手選考、メッシを起用するポジションなど
マラドーナとは違う、シンプルな采配をふるい、世界王者を粉砕して見せた。

このアルゼンチン代表に、日本が勝てるなら、日本はW杯の優勝候補のはずだ。
アルゼンチンが手を抜いたとは言わない。日本は、もうそういう扱いを受ける
レベルではない。だが、モチベーションは堂だったか。燃え尽きてはいなかったか。

本当のアルゼンチン代表は、来年、ゲスト参加する南米選手権で明らかになる。
そこで、ある程度の結果を残す事が出来るなら、内容はどうあれ、アルゼンチン相手に
ポジティブな結果を残せるのならば、本物なのだろう。
久しぶりに都心に遊びにいった。渋谷は本当に若者でごちゃごちゃしていて人疲れする。たまらんな。若い人だらけかと思いきや、いい感じの30代メンズファッションの人をちらほらみかけた。

ちゃらちゃらしたファッションスタイルが多い中だから、凄く目立っていた。良い意味で。ああいう渋いファッションセンスを身につけたいものだ。
この10月は、大宮アルティージャにとって、激動の10月となった。10月最初の試合、浦和レッズとのさいたまダービーをきっかけに、公式入場者数の水増しが発覚。実行者2名を解任、渡邉誠吾前代表も引責辞任した。新たにチームOBでもある鈴木茂氏が代表取締役社長として着任。社外からの登用1名を含む2名の取締役が就任し、経営陣を刷新する事となった。

チームの成績に目を向けるとあまり上向いてこない。浦和戦後の天皇杯3回戦こそ、J2大分トリニータを相手に快勝したが、続くガンバ大阪戦では1-5と大敗。約1カ月ぶりのNACK5スタジアムでのホームゲームとなった川崎フロンターレ戦では、序盤での2点のビハインドから食らいついたものの引き分けにとどまった。10月に予定されていたリーグ戦4試合は、1分け2敗と白星なしの勝ち点1。激動のとどめは自然のいたずら。30日、台風14号の関東接近による影響で、湘南ベルマーレ戦が中止・延期となって
しまったのだ。湘南といえば、現在はリーグ最下位であり、17節の熊谷での対戦でも完勝している相手。
ここでたたいておいて、ラスト6ゲームに向けてはずみをつけるはずだったのだが、台風のおかげで
肩透かしを食らった格好になってしまった。

延期の湘南戦が11月10日に組み込まれた為、29節のモンテディオ山形戦から33節のアルビレックス
新潟戦まで、天皇杯4回戦を含む7試合すべてを中2~3日で戦うハードスケジュールとなってしまった
のである。

大宮イレブンは、疲労を蓄積させないよう体のケアをしっかりと行なう事が大事だ。勝ちに浮かれず
敗れても引きずることなく、試合毎に気持ちを切り替える。技術・戦術以前に、そうした基本的な部分の
メンテナンスが重要になってくる。次の山形戦までが、連戦前最後の1週間のインターバルとなる。
連戦に入ってしまえば、中2~3日で大幅な修正・改善を行なうことは難しくなるので、
ここで入念な準備をしておかなければならない。

正直、観客水増し問題は、選手に関係ないスキャンダルだ。選手は、J1残留に向けて
必死に努力して欲しい。このまま2部に降格しまうと、1からチームを作り直す事態に
なりかねない。それだけは避けなければならないだろう。。
パ・リーグのCS第一ステージが、10/9,10日、西武ドーム球場で行われ、ロッテが
が2勝0敗で第1ステージを勝ち抜け、ソフトバンクとのファイナルステージで対戦
する事になった。

2試合とも、延長戦の末にロッテが逆転勝ち。勝敗の鍵は、2試合とも炎上した
西武の中継ぎ陣の不調でした。特に、同点に追いつかれた8回裏に4点を勝ち越し、
ほぼ手中に収めていた勝利をシコースキーが4安打4失点と大炎上した事で逃した
第一戦が大きなポイントでした。

第一戦を、思わぬ形で逃したことを渡辺監督は「計算外」と評していましたが、
わずか3試合で勝敗を決する短期決戦では致命的でした。第1戦で炎上した
シコースキーを第2戦で起用することができず、代理として登板した長田も
9回に里崎に同点HRを浴び、結果を残すことが出来ませんでした。

西武は、涌井、岸の2枚看板が安定した投球をしたものの、それ以降の投手が
軒並み結果を残せず、無念の第1ステージでの敗退となりました。

一方、敵地での第1ステージを2試合連続の逆転勝ちで通過した千葉ロッテは
勢いに乗っています。今シーズン、対ソフトバンクは9勝15敗と苦手にしていますが、
ペナントレースとCSは、全くの別物です。ただ、ペナントレースを1位で通過した
ソフトバンクには、1勝のアドバンテージが与えられます。注目の第1戦、ソフトバンクの
先発は、今シーズン4敗を喫した杉内だが、防御率は5.13と苦手にはしていない。
第1ステージを逆転に告ぐ逆転で勝ち抜いてきた勢いそのままに、杉内を
打ち崩して対戦成績を五分にすることができれば、千葉ロッテにも大きなチャンスがある。

最近、テレビや雑誌をみると、女性は皆、デカ目メイクをしている。目を黒くかこんで、インパクトのある目元になっている人が多い。

本屋さんで、なんとなく手にとった雑誌、小悪魔アゲハでは、デカ目特集がされていた。そこに読者モデルがたくさん出ていたけど、同じような顔に見えた。やはり、メイクが同じだから、同じように見えてしまうんだな。

でも、哺乳類の本能として、大きな目を愛す特徴があるから理にかなっているメイク方法だとは思う。
MLBでのプレーを希望する選手は、今後増えることが予想される。WBCなどの
世界の舞台を経験した事で現実的な目標となり、FA権取得までの年数が
短縮された事で若い年齢での挑戦が可能になった事も大きい。

さらに、球団側のメリットとして、ポスティング(入札制度)でのシステム移籍が挙げられる。
FA権を取得する前の選手に適用されるルールで、獲得を希望するMLBの球団が現所属球団に
金額を提示し、所属球団が納得すれば、独占交渉権を得ることが出来る。この制度を最初に
利用したイチローは約15億円(当時)で、シアトル・マリナーズに移籍した。

これまでの最高金額は、2006年にレッドソックスに移籍した松坂のケースで60億円もの
資金が投じられた。この資金は、新たな戦力を獲得する資金にもなる為、慢性的な
赤字を抱えている球団側のメリットも大きい。

だが、ここ数年、FAなどでMLBに移籍した日本人選手の多くが、期待通りの活躍が出来て
いない事もあり、日本人選手の評価が急落している。その為、多額の資金を必要とする
ポスティングシステムを敬遠する球団が出始めているのも事実だ。

今オフは、岩隅、中島、青木といった日本を代表する選手が軒並みポスティングシステムを
利用してのMLB移籍をするという噂があるが、MLB側の反応はそれほど高くないように見える。
金銭的なメリットが享受出来ないとなれば、球団側がポスティングシステムを容認する可能性は
低くなる。FA権取得まで、選手を保有する事を選択するだろう。

今後も、日本球界、MLBにとってメリットのあるシステムであり続ける為には、移籍した
選手の活躍するだけでなく、適切な入札金額を日本球団側が求めることも必要ではないだろうか
10/30日から始まる、プロ野球の日本シリーズ。中日ドラゴンズと千葉ロッテの
対戦を、守備力をテーマにして検証してみようと思う。

両チームの本拠地は風が強い千葉マリン、外野がとても広いナゴヤドームと
特徴のあるスタジアムの為、守備力も勝敗を分けるポイントになるからだ。

また、普段DHを置かない中日の千葉マリンでの布陣、DHを置いている
千葉マリンのナゴヤドームでの布陣も考えてみようと思う。

まず、中日の守備陣。チームの失策数は77。一時期の最悪の時期こそ脱した感があるが、
落合監督就任初年度が40個だった事を考えると、大幅な増加である。

原因は、森野、荒木、ブランコの不安定なプレーにある。

この3人で、実に53失策を記録しており、中日守備陣の大きな弱点とも言える。

ただ、今シーズンからショートににコンバートした荒木については、
仕方ないと言える。来年以降に改善の余地を残している。

問題は、森野とブランコか。森野は昨シーズンも25失策と乱れた。一時期、チーム事情
により、外野手を経験した事でスローイングの感覚が乱れた為らしい。そうなると、
乱れた送球を拾う事の出来ないブランコとのセットで、失策数が増えていると考えて
よさそうだ。その他の選手は、安定している。

外野陣は、大島、藤井を中心に安定しているし、セカンドには堂上が名を連ねる。
意外だったのは、堂上の安定した守備だ。

主にセカンドとして70試合出場して失策2は立派な数字。守備範囲も広く、もう少し出場
機会を得ていたら、ゴールデングラブ賞すら狙える選手だ。また、後半戦を欠場した井端の
復帰も心強い。彼が復帰した事で、千葉マリンでは、サードに堂上、セカンドに井端、
ファーストに森野、DHにブランコという守備重視の布陣を組む事が可能になった。

一方、千葉ロッテの失策数は74.西岡、今江で約半分の36個の失策を記録している。

やはり、三遊間の守備はさほど安定していないと言える。ペナントレースやクライ
マックスシリーズでは、福浦や今岡がDHとして起用されていたので、名古屋ドーム
では、彼らが外れた布陣をそのまま敷くだろう。あり得るとすれば、金が絶不調
に陥り、福浦をファーストで起用するケースのみだ。

お互い、日本一を経験済みのメンバーが多い為、守備の乱れが日本シリーズの
勝敗に影響する事は十分わかっているだろう。特に、千葉マリンのような風が
強く、飛球の軌道が予想しにくい球場の場合は、細心の注意が必要あろう。
10/30日から始まる、プロ野球の日本シリーズ。中日ドラゴンズと千葉ロッテの
対戦を、捕手のリードという視点で検証してみようと思う。
興味深いのは、両チームとも捕手を併用してくる可能性が高いという事。
シーズンフル出場する様な確固たるレギュラーは存在しない。

中日の正捕手は、「一応」谷繁だ。ペナントレースは、110試合に出場している
大胆さと緻密さを兼ね備えたリードは健在で、年齢の割には肩も強い。それでも
「一応」度つけたのは、今シーズンに限っては小田の存在が大きいからだ。

もともと、肩の強さは谷繁以上。中日移籍後、2割すら上回っていなかった
打撃面が課題だったが、今シーズンは出場は37試合だが、打率.274を記録。

クライマックスシリーズでも第4戦で貴重な先制タイムリーを放つなど
大事な場面で、素晴らしい活躍をみせた。また、山本昌が先発の時は、小田が
マスクをかぶる事が、決まりとなっている。

千葉ロッテも、保守については的場、里崎の2名を併用している。

里崎が78試合、的場が74試合と出場機会ほほぼ均等に与えられており、
「打の里崎」、「守りの的場」という構図になっている。中日と違う点は、
試合途中に交代する事もあり得る事。クライマックスシリーズの終盤こそ
里崎がフル出場したが、日本シリーズでは試合途中での交代が行われる
可能性が高い。

日本シリーズを迎えるに辺り、各チームとの出場するであろう全選手のデータを揃えて、
分析済みのはず。そのデータをどう生かすかは捕手にかかっている。それぞれの
チームの4人の捕手がどのようなリードを見せてくれるのか。非常に楽しみである。
10/30日から始まる、プロ野球の日本シリーズ。中日ドラゴンズと千葉ロッテの
対戦を、4番打者という視点で検証してみようと思う。

中日ドラゴンズの4番を務めるのは、和田だ。ペナントレースで打率.339、HR37、打点93
を記録し、チーム内3冠王を獲得。ペナントレースのMVP最有力候補だ。名古屋ドームという
広い本拠地を持つチームに移籍してきたにも関わらず、HR数が増加している事は驚きで、
38歳という年齢からは想像できない程、力強い打撃をみせる。

日本シリーズ進出を決めたのも彼のバットだった。

バットを上段に構えて、極端なオープンスタンスから左足を大きく上げるという独特の
打撃フォームからはじき出す安定した打撃が特徴で、通算打率(4000打席以上)が
.315にたっしており、右打者として歴代最高の数字だ。引っ張り専門ではなく、広角に
打てる事も打撃の安定性を増す要因になっている。

唯一の弱点は、チャンスに弱い事。
今シーズンも、得点圏打率は.270とあまりよくはない。その事がシーズン100打点を
記録した事が無い原因となっている。

一方、千葉ロッテの4番を務めるのはサブロー。俗に言う「つなぐ4番」であり、
ペナントレースの成績も打率.261、HR19、打点71と凡庸の域を出ていない。

だが、もともとが「チームで最高の打者」=4番と定義していないであろう
千葉ロッテ側にしてみれば大した問題ではない。

昨年までは、3年連続で得点圏打率が3割を超えており、
その勝負強さを飼われての4番だ。ただ、クライマックスシリーズの通算打率が
.105と極端な成績不振に陥っている事は不安材料だけに、クライマックスシリーズからの
短いインターバル中に調子を取り戻していればよいのだが。

日本シリーズという短期決戦では。4番が打てなくても勝てる場合はある。
むしろ徹底的に研究されている事が多く。思った程の結果を残せない選手の方が多い。

だからこそ、その警戒の網をすり抜ける事が出来れば。チームの日本一がぐっと近づくのだ。