10月30日から開幕する、中日ドラゴンズと千葉ロッテの日本シリーズを
両チームのクローザーを中心に検証していこうと思う。

まず中日ドラゴンズの岩瀬。日本球界の中継ぎ、抑えに関するあらゆる
記録を網羅してきた日本球界を代表するクローザーだ。日本シリーズでは
1999年に初出場して以来、12回3/1を投げていまだに無失点。無類の
強さを誇る。2007年の日本1を決めた試合でも、完全試合ペースで8回
を投げきった山井の後を受け継ぎ、異様なムードのスタジアムをあざ笑う
かのように、3者凡退に抑えて胴上げ投手になった。

千葉ロッテのクローザーは、今期から転向した小林。転向一年目ながら
32セーブを記録。セーブ王のシコースキーや馬原と遜色ない成績を見せた。
実は、中日はリベンジを誓う理由がある。今期19試合目の登板で初失点
初黒星を喫したのが、他ならぬ中日だったからだ。小林自身もあの試合を
忘れていないようで、日本シリーズでの雪辱を誓っている。

中日ドラゴンズには、岩瀬のほかにもう一人、クローザーの能力を
もった選手がいる。47ホールドを記録した浅尾だ。ペナントレースでの
防御率1.68という数字も素晴らしく、シーズン中でもクライマックス
シリーズでも岩瀬に変わって9回を任されることがあった。状況によっては、
岩瀬に変わる抑えとして、クローザーとして登板することもあるだろう。


10月30日から開幕する、中日ドラゴンズと千葉ロッテで鍵を握っている選手が
両チームの一番打者である西岡と荒木だ。1番・ショートとしてチームを
引っ張る両選手の中心にシリーズを検証していこうと思う。

ペナントレースの成績では、西岡が荒木を圧倒している。自信初となる206安打を
記録し、打率.346でパリーグの首位打者を初めて獲得。昨年、打率3割をきるなど
精彩を欠いたが今シーズンは、西村監督の下で完全に復活した。クライマックス
シリーズは、35打数7安打と精彩を欠いてしまったがが、わずかばかりの休息期間を経て
、ペナントレースの打撃を取り戻している可能性がある。

一方の荒木は、打率.296と言う成績。西岡と比較すると見劣りしてしまう。
また、淡白な打撃やフライアウトも多く、自らの能力を生かしきれていない
印象がある。クライマックスシリーズでは、17打数5安打。一回に4点を挙げた
初戦のヒットが、中日の勢いをもたらした。

ともに、足がいので、盗塁だけでなく、走塁面でもチームを救うことが
ようなビックプレーが飛び出せば、チームの勢いを加速されることが出来る。

また、二人とも短期決戦には強い。荒木は、2007年に日本シリーズの優秀選手に
輝いているし、西岡もWBC等で大活躍を見せている。ともにチームの核弾頭として
勢いをもたらす存在だけに、彼らの出来そのものが、シリーズの行方を左右する
事になるだろう。
10月30日から開幕する、中日ドラゴンズと千葉ロッテの日本シリーズで大きなポイントに
なるであろう「第1戦」を検証していこうと思う。

今回のシリーズは間違いなく「第1戦」がポイントなる。それには、いくつかの理由が
ある。まずは、千葉ロッテの先発がエースの成瀬であると言う事。そして、ナゴヤドームで
開催されるという事だ。

今年の中日ドラゴンズは、本拠地のナゴヤドームで7割を超える勝率を誇っている。
その名古屋ドームで、チームのエースである成瀬で落とすことになれば、ナゴヤドームで
連敗し、シリーズの流れを失いかねない。3戦から5戦に関しては、千葉ロッテで行うが
もともと先発投手の頭数は中日のほうが豊富な為、千葉ロッテ有利とも言い切れない。

中日の第1戦の先発投手は、チェンか吉見になるだろう。どちらが先発しても成瀬との
いき詰まる投手戦が予想される。意外なポイントになるのは、セ・リーグチームの
主催ゲームの為、普段は打席に立たない成瀬が打席に立つということ。投手が
打席に立つことで、犠打で送る場面で遅れなかったり、8番打者が敬遠されやすく
なったりとパ・リーグのゲームではありえないシュチエーションが生まれる。

後は、どのタイミングで継投するかもポイントだ。両チームとも、中継ぎ以降の
投手には自信を持っているが、両先発投手をエースとして送り出しているだけに、
早めの継投策を講じることはないはずだ。理想は、完投するかダイレクトに抑えの
小林や岩瀬に繋ぐこと。その理想に近い試合運びが出来たチームが、第1戦を制する
ことが出来るだろうし、シリーズ全体の流れもつかむはずだ

10/31日から始まる中日ドラゴンズと千葉ロッテの日本シリーズを両チームの
指揮官の采配と言う観点から検証していこうと思う。

経験では、圧倒的に中日ドラゴンズの指揮官である落合監督に分がある。
就任して7年目で4回目の日本シリーズ。そのうち、2007年にはチームを53年
ぶりの日本シリーズに導いて見せた。その采配は、現役時代の天邪鬼な
イメージとはかけ離れたオーソドックな戦法を取ることが特徴だ。

一方の西村監督は、監督就任1年目でチームを日本シリーズに導いた。
前監督のバレンタイン監督時代の自由な雰囲気を残しつつ、自らのカラーを
打ち出していった。クライマックスシリーズでは、第5戦で、対ソフト
バンク戦を得意にしていた大嶺を2回で交代させる等思い切った采配も振る
うなどした。

両監督の采配で特徴的なのは、犠打を多用すること。中日ドラゴンズが126。
千葉ロッテが116。総数にはほとんど差がない。バレンタイン監督時代は、
ほとんど犠打を使わなかった千葉ロッテだが、西村監督になってからは
多用するようになった。落合監督は、もともと犠打を多用する監督であり、
初回でも無死でランナーが出ると、躊躇なく犠打を使用する。

投手起用については、両チームとも中継ぎ、抑えの投手に信頼感を持っている
その為、シリーズ中は早い段階での継投策を取ってくる可能性がある。ただ、
お互いのエース核である成瀬や吉見などの場合は、先発投手に全てをまかせる
ような采配をとるだろう。

日本シリーズのような短期決戦では、わずかなミスで局面が大きく変わる事が
ある。一度失った流れはなかなか取り戻せない。その為、このシリーズでは
両監督とも慎重かつ大胆な采配を振るう必要がある。
2010年のプロ野球の日本シリーズが、10/30日に開幕する。今年の対戦は、
中日ドラゴンズと千葉ロッテの対戦となった。ペナントレースを1位で通過し、
クライマックスシリーズも安定感ある戦いを見せた中日とペナントレースでは
3位だったものの、クライマックスシリーズで驚異的な勝負強さを発揮した
千葉ロッテ。その対戦を様々な視点で検証していこうと思う。

まずは、日程という視点。両チームのホームグラウンドについて検証して
見ようと思う。中日は53勝18敗で勝率.740、千葉ロッテは44勝26敗で勝率.620。
セ・リーグもパ・リーグもクライマックスシリーズに出場したチームは、
本拠地での勝率が高いのだが、ともに、リーグ最高の勝率を誇っている。

千葉ロッテの本拠地である千葉マリンスタジアムは、気象条件をも見方にする
珍しいスタジアムだ。時には、荒天により試合が中止になってしまうほどの
海風が吹く。ナゴヤドームの特徴は、その広さにある。その為、もともと強力な
投手陣が強気に攻めることが出来る為、必然的に勝率がよくなるのだ。

今年の交流戦での両者の対戦は、それぞれの本拠地では連勝、敵地では連敗を
喫しての2勝2敗。本拠地に強いデータそのままの戦績となっている。

今年の日本シリーズは、セリーグ代表チームの主催ゲームが4試合だ。この点だけを
考慮すれば、名古屋ドームで圧倒的な勝率を誇る中日が環境面ではリードしている。

ただ、千葉ロッテは、クライマックスシリーズを全て敵地で戦いながら勝ちあがって
きたチームだ。西武との1stステージは、2試合とも延長戦を制し、ソフトバンクとの
ファイナルステージでは、1勝3敗からの3連勝。奇跡的な勝負強さで日本シリーズへと
進出してきた。その勢いが持続できていれば、千葉ロッテにも大いに勝機があるのではないか
パリーグのCS、ファイルナルステージの第6戦が19日福岡ドームで行われ、
千葉ロッテが、7-0と快勝。対戦成績を4勝3敗(アドバンテージを含む)とし、
ファイナルステージを突破。史上初めて、ペナントレース3位チームが
日本シリーズ進出する事になった。

千葉ロッテの勝利の立役者は、ファイナルステージ2戦に登板に2完投。
18イニングでわずか1失点と好投した成瀬だ。この日もストレート、
変化球とも申し分のない内容で、4安打完封。ソフトバンク打線は、
2塁を踏むことすら出来ずに、成瀬に完全に封じ込まれた。

ソフトバンクは、先発の杉内が5回突如乱れて2つの押し出し4球と今江の
2点タイムリーで4点を奪われ、この回途中で降板。それ以降の投手も
8回にも大松のHRなどで3点を奪われるなど踏ん張ることが出来なかった。

ソフトバンクは、第4戦に王手をかけて以降、打線につながりを欠いて
3連敗を喫し、またしても日本シリーズ進出を逃した。2004年以降、
何度もポストシーズンに進出しているのに日本シリーズに進出でき
ていない。この勝負弱さの原因は、いったい何なのか。単に戦力を
増強するだけではすまない問題があるのではないか。

ポイントとなったのは、第5戦。7回まで1-0とリードしていたのだが、
ペナントレースで好投したファルケンボーグ、摂津が打ち込まれて逆転
された事が大きかった。

日本シリーズに進出した千葉ロッテのポイントは、成瀬以外の先発投手
の出来ではないか。打線は、第5戦、6戦のような集中力を見せる事が
出来れば、史上初のペナントレース3位から日本一チームが生まれる
可能性がぐっと高くなるのではないか
パリーグのCS、ファイルナルステージの第5戦が18日福岡ドームで行われ、
千葉ロッテが5-2で勝利し、対戦成績を3勝3敗(アドバンテージを含む)
の5分に戻した。明日の第6戦は、両チームとも日本シリーズ進出をかけた
大一番となった。

千葉ロッテは、先発した大嶺2回が2回で降板。今シーズン、愛称のよかった
対ソフトバンク戦だったが、小久保に先制タイムリーを浴びるなど、精彩を欠いた。

ソフトバンクは、先発した大隣が好投し、6回までは千葉ロッテ打線を0点に
抑えたが、7回にファルケンボーグ、摂津が打ち込まれて逆転を許してしまう。
9回にも清田にHRを打たれてしまい、点差を広げられた。打線も終盤の好機を
生かす事が出来なかった。

ソフトバンクは、先発の大隣が好投したのだが、得意の継投パターンの
ファルケンボーグ、摂津の2人を投入したにも関わらず、逆転された事は
痛恨だった。逆に、ソフトバンクの勝ちパターンを覆した千葉ロッテは、
これ以上ない勝ち方で、最終戦を迎えることになった。

一方、千葉ロッテは先発した大嶺をわずか2回で降板させた事が、結果として
英断となった。西村監督の早めの決断と、2番手以降の投手が粘り強い
投球をしたことが終盤の逆転劇につながった。

最終戦の先発は、第1戦と同じ組み合わせとなる杉内と成瀬だ。第1戦は
中4日だった成瀬が完投勝利を収めたが、成瀬には2007年のクライマックス
シリーズ最終戦で、ダルビッシュ相手にふがいない投球をした苦い過去が
ある。その経験を生かし、接戦に持ち込むことが出来れば面白い戦いに
なるだろう。
パリーグのCS、ファイルナルステージの第3戦16日福岡ドームで行われ、
ソフトバンクが、1-0で勝利し、対戦成績を3勝(アドバンテージを含む)1敗とし、
17日に行われる意第4戦で、勝つか引き分けると日本シリーズ進出が決まる。

この日も、息つまる投手戦となったが、試合を分けたのはミスだった。
初回、千葉ロッテ先発のマーフィーがワイルドピッチ。この1点が決勝点になった。

ソフトバンク先発のホールトンは、安定した投球で6回途中を無失点。その後も、
森福、摂津、馬原という自慢の継投策が完全にはまり、ロッテ打線を完全に封じ込めた。

ロッテは、第2戦に続き守備の乱れから決勝点を与えてしまったが
この3試合で失点はわずかに5であり、投手陣は安定したパフォーマンスを
披露している。深刻なのは、攻撃陣が全く機能していないこと。ここまでの
得点がすべてHRによるものであることも気になる点だ。

ロッテの打線は、HRで得点を稼ぐ打線ではない。チームHRは126本で、これは
リーグ4位の数字だ。最もHRを打っているのは金泰均の21本で、タイトルには
遠く及ばない数字。一方、チーム打率.275は、リーグ最高の数字であり、
レギュラークラスの選手の多くが、得点圏打率.300以上の成績を残している。

その打線が、この3試合で得点4。内訳は3ランHR1、ソロHR1。タイムリーが
なく、自らの特徴を完全に消されてしまっている。残り3試合、ロッテは勝つ
しかない状況に追い込まれている。明日、ソフトバンクの予告先発は
陽 耀勲。決して打ち込めない投手ではないはず。一刻も早く、自らの
姿を取り戻すことが大切だ。
パリーグのCS、ファイルナルステージは15日福岡ドームで行われ、
ソフトバンクが、3-1で勝利し、対戦成績を2勝(アドバンテージを含む)1敗とした。

ソフトバンクは、先発した和田が素晴らしい投球を披露した。初回、清田に先制HRを
浴び、39球を擁した初回のピッチングこそ不安定だったが、2回1死から一人の
ランナーも許さない等、尻上がりに調子をあげ、9回を完投。被安打2、13奪三振の
ピッチング。打者では、バッテリーを組んだ山崎が、2回に逆転となる
2点タイムリーを放つだけでなく、丁寧な配球で和田をささえた。

ロッテは、3回までに3つの悪送球など守備が乱れてしまった。2番の小野晋吾ら
のリリーフ陣は好投したが、打線が和田に対応できなかった。

アドバンテージを生かし有利にたったソフトバンクだが、不安な点もある。
第一戦は、1得点。この日も3得点。安打数も2試合合計で8安打しか記録して
いない。セ・リーグの中日ドラゴンズのように投手力がずば抜けているチーム
ではない。ある程度の得点力は、必要なので、そり一層の打線の奮起が必要に
なるだろう。

ロッテは、杉内、和田のリーグを代表する左腕相手に1勝1負け。及第点の
戦いともいえるが、ソフトバンクに1勝のアドバンテージがある事を考慮に
入れる必要がある。この試合では、序盤にミスが多発した事が勝敗に直結した。
より集中力を高めて試合に望んで欲しい。

今回から、W杯の開催地決定方法が変更された事はご存知だろうか。大きな変更点は、
2018年と、2022年の開催地が同時に決まり、決定日は2010年12月2日。8年後、12年後の
w杯であるのに、もう決まってしまうのかという感じがする。また、今回から各大陸
持ち回りというルールを撤廃し、直近2大会を開催した大陸以外からは、立候補可能
が認められている。

招致に立候補している国は、2018、2022双方に立候補している日本、韓国、オーストラリア、
ロシア、イングランド、オランダー&ベルギー(共催)、スペイン&ポルトガル(共催)、アメリカ
2022年のみが、カタールという状況。日本は、前回とは違い、単独での開催を目指しており、
大阪の梅田地区には、新スタジアム建設の予定まであるようだ。

なによりアピールするべきなのは、日本の治安のよさ。今回の南アフリカ、次回のブラジルは
決して治安のいい国ではなく、選手はともかく、報道陣などが暴漢に襲われるなどの事件も
あったときく。日本では、まずそういう事態はない。物価の高さは懸案材料だが、自治体、
食品関連のスポンサーなどを通じて、整えていけばよいのではないか。

ただ、2002年に開催したばかりと言うのは招致委員の印象を悪くしかねない。

アジア枠としては、開催経験が1回しないのでありえる話。であれば、新興国で
カタールを選んでおこうという話になりがちなのが、昨今のw杯の開催地問題だけに、
2022年は、カタールが最大のライバルだろうか。

後は、オーストラリアか。季節が北半球と逆になる為、真冬に近い時期に開催できる。
今回の南アフリカでもそうだったが、寒い地域での試合は、選手の運動量が豊富で、
試合のクオリティも高いものが多かった。

そういう経験が、南半球での開催を後押しするかもしれない、

個人的な感想としては、世界最高のスポーツイベントを生でみる絶好の機会であるし、
経済効果も計り知れない。開催して欲しいのはやまやまだが、多くの開催候補地を
見てみると、厳しい招致活動になるなと言うのが正直な意見だ。