皆さんは、UFOを見たことはありませんか。筆者は1回も見たことはありません。ただ、たった今、UFOみたいなものを見たと言って騒いでいる数人の人達と話したことはあります。1回目は僕が中学生の頃でしたが、或る日の夕方に家の近くのテニスコートのある公園に出かけた時のことでした。テニスコートは金網で囲まれていましたが、その入り口のそばで、数名の小学生たちが「不思議なものを見た」と言って騒いでいました。光に包まれた楕円形のものが高さ100メートルの空に浮かんでいて、「何だろうな。」と思ってみていたら、急に飛び上がって雲の彼方に消えて行った。」と言うことでした。本当に残念なことに、僕は数分違いでその不思議なUFOらしきものを見逃してしまったのでした。
2回目は、或る国立大学の教員をしていた時のことですが、入試委員会が済んで、自分の研究室に戻ろうとして大学講堂の1階の出口を出た時に、付近に数名の職員と学生がたむろしており、「いままで、UFOみたいな変な円形の物体が、林宗研究棟の真上に浮かんでいた。」と言うことでした。その円形の飛翔物体は、白く点滅するような光を放っていたが、そのうちに目にも止まらないようなスピードで垂直に上昇して行き、青空の彼方に去って行った。」と言うのでした。みんな、狐につままれたような顔つきで数分前の出来事を不思議がっていました。その時も、僕は絶好の機会を取り逃がしてしまいました
実は、この小説の主人公の修君も、小学3年生の時に同じような経験をしており、UFOとの遭遇のチャンスを取り逃がしているのでした。その時も、UFO を目撃した数人の友達は、その空飛ぶ物体が点滅するように光っており、突然猛スピードで飛び去ったと言っていたのでした。
最近、アメリカ空軍機が謎の飛翔物体をかなりの時間に亘って追跡し、色々な動きをしながら飛翔する物体を撮影しており、今回は珍しくもこの事実を証拠の動画を全世界に公開したのでした。このことだけでも、変な怪しい物体が、地球の成層圏内を飛び回っているのは間違いないようです。この謎の飛翔体は、アメリカ空軍の極秘部隊が開発した新式の偵察機なのかも知れませんし、別の国の極秘の偵察機なのかも知れませんが、太陽系外の宇宙からやって来たいわゆる円盤なのかも知れません。もしもその謎の飛翔体が宇宙からやって来た円盤だとすると、何故、地球に円盤を送り込んだ高度な文明の宇宙人は、公に地球の住民である私たち地球人と交信しようとしないのでしょうか。
それから、地球から最も近い恒星(自分で光る大きな星)である太陽と地球の間の距離は、光の速さ(光は1秒間で地球の周りを約8回る)で約8分もかかる距離です。太陽はその位遠い所に在るので、太陽は地球の100倍の直径を持つ巨大な星なのに、地球から見ると手を伸ばして5円玉を見た時の5円玉の穴と同じくらいの大きさにしか見えないのです。ところで、地球から一番近い恒星はプアルファ・ケンタウリA, B, Cと言う3つの星ですが、これらの星は地球から4.2 光年~4.4光年も離れています。すなわち、光の速さで進んでも、4.2年~4.4年もかかる距離にあるのです。すごいことに、地球が野球ボールの大きさだとすると、アルファ・ケンタウリは、ベトナムの辺にあることになります。その間には、恒星は1つも無いのです。宇宙空間はそれほどにスカスカなんですね。
4.2光年~4.4光年を普通のロケットの速さ(秒速20キロ)で走り抜けるにはなんと7万年もかかる計算になります。もしもアルファ・ケンタウリの惑星に高度文明を持つ種族がいても、そんな遠くから地球にやって来るのは至難の業です。光速の90%の速さのロケットを使っても100年はかかるので、地球人よりはるかに進んだ科学技術を持った宇宙人でも、そう簡単には地球にはやって来れないと言うことになります。因みに、アルファ・ケンタウリの次に近い恒星はバーナード星で、地球から約6光年の距離にあります。と言うことで、宇宙人がいたとしても、あまりに遠すぎて、地球までやってくのは大方無理だと言うことです。
つづく