「やさしい微生物学」の講義スライドの内容についてですが、このブログ記事にアクセスしてくる人は、期末試験対策に難渋しているものの、それでも何とかしようと言う意気込みの学生さんでしょうね。わが国での私立大学の看護学科や臨床検査学科などの医療関係の学科(医学科、歯学科と、薬学科は除く)の学生数は約10万人だそうです。僕が、私大の看護学科の学生さんを講義してみて感じたのは、10%の学生さんは、期末試験で困ったなーと言う成績を取ってくれます。そのうち、追試験で何とか満足の行く成績を取るのは80%ぐらいですので、追試を終わった段階で、どうにもこうに困ったものだなーと言う学生さんは2パーセントぐらいと言うことになります。したがって、わが国では2,000人ぐらいの学生さんは落ちこぼれと言うことになります。
僕がかなりの時間を使って、「やさしい微生物学」の講義スライド(第1回~第7回)を作成して、ライブドアのブログに掲載して上げたのに、途中の回では50名を少し超える学生さんがアクセスしてくれましたが、第7回目の講義スライドを掲載した翌日の段階では、たったの8名しかアクセスしていません。多くの学生さんは途中で勉強を諦めてしまったようです。
生成AIに訊いたら、アクセス数が少ないのは、検索エンジンで検索されやすいキーワードを入れていないからだとの返事でした。そして、「5分で分かるMRSA」のような皆に受けの良いキーワードを加えないとだめですよと言うことでした。
ふざけてもらっては困ります。MRSAをちゃんと理解するには5分では到底足りません。まずは、MRSAの説明を読む前に、ブドウ球菌とその感染症のことを理解しておかないといけないし、化学療法剤と薬剤耐性菌のことも理解しておかないといけません。だから、5分でMRSAのことを理解するなんてのは到底無理な話です。
「やさしい微生物学」の講義スライドは、理解して覚えてもらわないと困る最低限度の知識は全て盛り込んでいます。それでも、正規の講義で話される内容の半分以上は割愛しているのですよ。まともな勉強もせずに、必要な知識を身に付けることの出来るような講義スライドなんてありません。学問と言うものは、そう言うものだと言うことは理解して、勉強に励んでみて下さい。