面白かった出来事 (1)
(1) 車で5分のわが町の中くらいのスーパーに買い物に行った時の話。パートの店員のおばさんに「ズッキーニありますか。」と訊いたら、「ズッキーニって何ですか。」と訊き返されたので、「女房がラタトーユと言うフランス料理を作るんでそれに使う野菜なんです。」と答えたら、パートのおばさんに「そのラタトーユと言うのはどんなものですか。」と訊かれました。
そのうちに、あと二人のパートのおばさんたちも集まってきて、「あんた、ズッキーニって知っとるかいね。ラタトーユとかいう料理に使うんだそうだがね。」と言う話になり、5分ほどズッキーニとラタトウーユの説明をさせられました。
ラタトーユと言うのは、南仏プロバンスの伝統野菜料理で、ズッキーニなどのいろんな野菜をオリーブ油で炒め、塩味を付けてから一煮させたものですが、読者の皆さんの中には知らない人もおられるかもしれません。なかなか美味しい料理ですので、ネットでレシピを調べて作ってみて下さい。
結局、「ズッキーニ、ズッキーニ、ラタトーユ、ラタトーユ」と騒いでいても埒が明かないので、店長さんに来てもらい調べてもらいましたが、そのスーパーの倉庫の方にはズッキーニの在庫は無いことが分かったと言う次第です。田舎町ならではの話の展開と相成りました。
(2) 僕が住んでいる地方都市では、用水路に面した住宅の住民には年に2回の清掃作業が義務付けられていて、その日は朝の8時から1時間ほどカッパを着て長靴を履いてドブ浚いをしています。
作業が終わると、町会長を中心にして参加者の集合写真を撮ります。この写真を用水路清掃作業実施報告書に添付して、それと一緒に、用水路清掃報奨金請求書(12人参加で年間6,000円の報奨金)を作成して、市役所に提出することになっているのです。
清掃作業は年に2回もやっているのに、けち臭いことに、そのうちの1回分しか報奨金は支払われません。なんと1時間の汚くて臭いヘドロを扱う重労働が、時間給がたったの250円という訳です。行政は、なんの遠慮もなく、住民に辛い辛い仕事を言いつけてくるのです。それでも、わが町内会の人々は町会長を先頭に、毎年春と秋に、早起きをしてドブ浚いに励んでいるのです。
(3) 半年前に、買い出しにいつものスーパーに行った時のことです。寝酒用の安いワインを買おうと思って、丁度そばで仕事をしていた店員のおばさんに、「この間から売り出している393円の安いワインは、何処に置いてあるのですか。」と訊いたのですが、そのワインはすごく安いくせに、かなりメジャーな場所の目立つ棚に置かれていました。
ついでに、「ずっと以前から売っていたアルパカと言う安いワイン(500円)はもう置いてないんですか。」と訊いたところ、「まだ置いてありますよ。」と言うことで案内してもらったら、ほとんどの買い物客には、まずは気付かれることのない奥まった目立たない場所の棚に、ひっそりと置かれていました。可哀そうなアルパカ君たちのお話。