俳句 2025

まゆみの葉 日々赤み増す 日暮れかな

トラクター 芒刈りゆく 休耕田

足湯にも 柚子を浮かべて 道の駅

春小麦 今日は種まき 風強し

 

晴れと雨 繰り返しつつ 初氷

雨の夜や 柚子風呂温し 冬至かな

アベリアの 葉数減りゆく 霜柱

ウバメ樫 伸びた枝刈る 冬の空

白樫の 緑まだ濃く 山眠る

 

初雪に 胸膨らませ 雀鳴く

蓮の葉の 浮かぶ水面や 初氷

アベリアの 花数期待の 冬芽かな

山茶花の 花満開の 日暮れかな

公魚の 甘露煮旨し 神無月

 

雑炊を 水炊き鍋の 締めとせん 

オリオンの ペテルギウスも 瞬けり

山遠し 河原に一羽 千羽鶴

シリウスの 青く冴ゆるる 夜空かな

裏庭の いよいよ紅き 紅葉かな

 

 

正岡子規の句 (冬)やはり一味違う。

木の影や 我影動く 冬の月

冬枯や 田舎娘の うつくしき

木枯しやあらおくいこむ菅の笠 

あたたかな 雨が降るなり 枯葎

苫の霜 夜の間にちりし 紅葉哉

 

 

僕の作った冬景色の版画の年賀状(場所は30年前の新宿)