今日は、井尻塾の日でした。
井尻塾長のご自宅は、鎌倉時代から続く地元の名家です。
ご自宅のある地名までもが、下井尻ですから、その古さがうかがえます。
門からご自宅までが、遠い・・・。
敷地面積は、3000坪だそうです。
そして、この立派な日本庭園。
なんと、このお庭をつくられたのは、武田信玄公が眠る恵林寺の庭と同じ、夢想国師(むそうこくし)です。
[夢窓 疎石(むそう そせき、道号が夢窓、法諱が疎石、建治元年(1275年) - 観応2年/正平6年9月30日(1351年10月20日))は、鎌倉時代末から南北朝時代、室町時代初期にかけての臨済宗の禅僧。七朝帝師。父は佐々木朝綱、母は北条政村の娘。]
生涯にわたり、夢窓国師・正覚国師・心宗国師・普済国師・玄猷国師・仏統国師・大円国師と7度にわたり国師号を歴代天皇から賜与され、七朝帝師とも称される。
偉大なお方によってつくられたお庭なのです。
素晴らしい、日本庭園です。
さて、今日は『僥倖(ぎょうこう)の国 日本」というテーマで井尻塾長がお話しされました。
正面の真ん中が、井尻塾長です。
左のご年配の女性は、元鎌倉市議で保守派で有名な伊藤玲子先生です。
わざわざ、山梨までいらっしゃって、井尻塾長のお話しを聞かれに来られています。
講義の内容は、また後日詳しくお話し致しますが、簡単に講義の内容をお話し致します。
日本は世界の国々とは違い、恵まれた国柄であり、ほぼ単一民族、単一言語の国です。
しかも万世一系の天皇によって脈々と2671年も続く国であるというお話から、市場原理主義がいかに日本を蝕んで来たかを話されました。
10円でも安ければいいとする、ボーダレス・エコノミーが内需をめちゃくちゃにしてしまった。
国民を消費者と呼ぶようになったころからおかしくなった。
そして、もはや日本の政治家はエコノミストになってしまった。
しかし、日本は本来、そんな国ではないはずだ。
日本の歴史に学び、10年未満で所得を倍増した、池田内閣の下で策定された所得倍増計画など。
政治家が良ければ、日本のように国柄の良い国は、あっという間に良くなるし、国民が団結できる素地がある国だ。
そのようなお話しでした。
こんな感じで月に1度、お勉強しています。
素敵な庭園にお屋敷での講義は、毎回楽しみで、とても有意義な時間です。
グルっぽを創りました! よろしければ、お気軽にご参加下さい。
日本を守る会