こんにちは。
今日は、言志四録からです。
言志四録
言志録
目標の確立
しっかりと志―目標―を確立して、これをどこまでも追及する時は、たとえたきぎや水を運んだりする日常平凡な事でも、学ぶべきものが存在するのである。
まして読書したり物事の道理を推し窮めることなどにおいては、なおさらのことである。
しかし、志が確立されていなければ、一日中読書していても、それはただ無駄ごとに過ぎない。
それ故に、学問をするには、まず第一に志を確立するより大切なことはない。
自然から学び、独自の思想を切り開いた二宮尊徳翁(金次郎)を思い出す、言志四録の教えです。
たきぎをかついで本を読む二宮金次郎の銅像。その手には、中国の古典『大学』が開かれています。
二宮尊徳翁が、独学で学んだ『大学』は、何度も読み自然や天に置き換えて、自らの思想から導き出された解釈だったのです。
しかし、そこには確かな「志」が存在していた。
人様の役に立とうとする。生活に苦しむ農民を助けようとする志です。
生涯一貫して貫かれた「志」は、やがて人々から聖人と呼ばれるようになっていったのです。
伊與田覺先生の本に書かれていたお話しです。
松下さん(松下幸之助翁)は私が関係していた会にもたびたびおいでになって話しもしてくれました。
あるときの講演の内容がまるで『大学』を講義しているように感じられたので、私は講演のあとで聞きました。
「あなたはどこで『大学』をお読みになりました?」
すると、松下さんはお答えになった。
「いやいや、私は小学校四年しか出ていないので、そんな難しい本は読んだことがない」
そのときに私は、「あっ、この人は天から直接に聞いておるんだな。
天と交流しておる人だな」と思いました。そして、上級学校にも行かずにそこまで到達した彼に、心から敬意を表すようになりました。
そう、しっかりとした志が確立されていれば、仕事をしていても学びがある。平凡な日常生活からも学びがあります。
それはまるで、天と交流しているかのごとく。
二宮尊徳翁も松下幸之助翁も、十分な学校教育を受けられていません。
おふた方に共通するのは、しっかりした「志」があり、天と交流して学ばれたことです。
独学で学ばれ、後世に残る活躍をされた凄さがあります。
「志」を立てることがいかに必要であるか、自らの人生を生き甲斐のある人生にするために必要不可欠な絶対的要素、それが「志」の確立だと佐藤一斎翁も言志四録に書かれているのです。
(参考:「大学」を味読する 己を修め人を治める道 伊與田覺 著 致知出版社)
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集合場所が、変更になりました!
緊急告知!
尖閣諸島侵略糾弾!デモ第二弾決定 !!
10.16 中国大使館包囲!
尖閣諸島侵略糾弾!国民大行動
平成22年10月16日(土)
14時00分 集合 青山公園南地区
地下鉄「乃木坂」駅5番出口
(集合場所が青山公園南地区に変更になっています。)
15時30分 デモ行進 出発
終了後、中国大使館前にて抗議行動
日の丸は関係者が配ってくれますので、早めにご集合いただけますと日の丸を手にデモができます。
抗議プラカードは、数が少ないので、ご自身でご用意下さい。
ご友人、ご家族をお誘い合わせのうえ、ご参加下さい。
風にたなびく無数の美しい日の丸を見て、また、皆さんの日本国を思う叫びを聞いて、感動で涙することでしょう。
前回参加して思いましたが、安全に配慮したデモです。
是非ともご参加下さい。
【主催】
頑張れ日本!全国行動委員会 / 草莽全国地方議員の会
【連絡先】
頑張れ日本!全国行動委員会TEL:03-5468-9222
(写真:産経新聞ワシントン駐在編集特別委員・論説委員。古森義久さんのブログから )
すばらしい写真ですので、使用させていただきました。
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『成功するための帝王学』
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