オンライン講師に一流や二流、三流なんてランク付けはあるのだろうか?
講師ごとにカテゴリや求められる能力やニーズが違うから、
「◯◯だから一流」
「△△ができないから二流」
なんてランク付けをしたところで全く意味がない。
生徒が遊びでランキングを作っても、講師には何のメリットもない。
少なくとも私は塾講師時代にランキングなんて考えたことがない。
何回も言っているが、一流というのは周りが評価するものだ。
「私は□□の解説が上手いから一流」
なんてナンセンス。
自分がその立場にいると舞い上がっては後に転落待つのみ。
その高慢な態度は生徒にも直ぐ察知される。
「この先生、言い方に棘があるよな」
となる。
しかし、世の中は広いからそういう講師だけではない。
私が知る最前線の講師は、
「私がトップだ!」
ということを言い聞かせてプレシャーにしていた。
私はその話を聞いたとき、
『この人には追いつけないな』
と思ってしまった。
話を聞いているとその人は授業を突き詰めて研究していた。
「どう構成したらよりわかりやすい授業にできるか」
「どの例えが最も正確か」
生徒に理解してもらうには、を重視する人だった。
そして、周りの講師を気にしていないようだ。
講師というのは生徒にわかりやすく教えて当たり前。
それが他の講師より上手くても下手でも、
生徒が理解できれば良いのだ。
そこに主観が入ってはいけない。
他人と比較するようなら何時までも二流だ。
一流は自分を一流と名乗らないし、
現時点でもっと高みを目指しているはずだ。
ランキング見るなとは言わない。
囚われてはいけないのだ。
もっと生徒のために何ができるかを考えろよ。
それが講師のすべきことだろう?