丹倉神社から大丹倉までの道も狭い。
さらに…
道沿いには大きな岩がごろごろ…
この辺りの地質が非常によく分かる。
大丹倉までの道はほぼ一本道。
迷うことはないだろう。
「大丹倉と修験道」
この地方は古代から修験道が盛んであった。
修験道は、山岳地帯で厳しい修行を行って、
霊験を得ることなどを目的にしている。
熊野の峻険な山地は、修行の場に適し、
大丹倉の中腹には行をしたという10畳以上の石畳がある。
頂上に、高倉剣(たかくらつるぎ)大明神が祀られている。
苔むした自然石が御神体で、
その下に河内の国から来た行者が残していったという剣が納められている。
また、天狗様と呼ばれ、修験者で鍛冶でもあった近藤兵衛という
武士の屋敷跡(天狗鍛冶跡)も残っている。
熊野みねっとより↓
と書かれているとおり…
修験道の総本山。
吉野山系に通じるような波動が感じられる。
道も整備されず車もなかった時代…
このような場所に好んで近寄ることは、
山師か修験者以外いなかっただろう。
一本道の終点が駐車場。
ここから五分ほど歩いた先に大丹倉は在る。