・社会保険労務士

 ・行政書士

 ・AFP

 

 私が考えていた独立できる資格の3点セット。AFPは2級FP技能士を持っているので取得をしなくても同じであるが、知識のブラッシュアップも兼ねて社会保険労務士試験合格後に認定研修を受講し課題提出をした。AFPは期限があるが、この3つの資格全てが登録できる状況にある。登録費用年会費等の諸経費を負担すれば名乗れるのである。

 しかし、現在どれ一つとして登録をしていない。

 

 何故か。

 

 資格スクールは、相性の良い資格として取得を薦めているこの3つの資格。私は資格スクールに薦められるまでもなく3つ取得出来れば独立にあたりある程度何とかなるのではと目算を立てていた。そこで頑張って社会保険労務士資格を取った。

 しかしである。行政書士と社会保険労務士、資格スクールがアピールする程に関連性は高くはない。確かに両資格で開業されている先生方もいらっしゃって、両方の資格を活かされている先生方もいらっしゃることは間違いない。しかし、両立されている事務所が開催されたセミナーでよく解ったのだが、両方の資格が同時に生かせる業務は限定されている。さらにはAFPは無関係な分野である。加えてその業務は私の経歴にはほとんど関わりのないものであり、今からその業界のことについて学ぶには年齢的にかなりハードルが高い。自分の中では司法書士と土地家屋調査士と行政書士の3点セットとまでは行かないもののそれなりの効力が発揮されるのではと考えていたが、見通しが甘かったのである。正確にいえば、3資格で自らの経歴を生かした業務プランを立てていたのであるが、そのプランだけでは収入を得る見込みが立たなかったのである(つまり、誰もやっていない)。

 

 社会保険労務士と行政書士は。確かにこの2つの資格の垣根が曖昧な業務(例えば10年未満の事業所の就業規則作成)はあり、両資格を行使すればグレーゾーンは無くなる。ただ、多くの両資格の先生方がそれをされていないという事は、コストパフォーマンスが合っていないという事の証である。

 

 さて、これからどうしよう。