さぬき市津田の広大な津田の松原の中にある店を訪問。

海岸から近い一面の松原の中に、ポツンとあるのを初めて知った。

昔茶屋と書かれていて喫茶と食事処になっている。

店名は心が洗われる場所なのかな?

うどんメニューは一つしかないが、全店制覇攻略本には以前同じうどん1種の

食堂(来るまや)が掲載されていたので、訪問1軒と勘定させていただく。

落ち着いた雰囲気の茶屋で、11時半でも客は僕一人。(のちに2人来客)

店の人と話すと、ここには棟続きの料亭があり、今は営業していないとの事。

この昔茶屋も休業していて、昨年11月から再開したとのこと。

煮込みうどん600円。熱々の鉄鍋で出てくるのでグツグツと煮え立つ。

麺は優しいやや細麺。

煮込みは打ち込みうどんを使うところが多いがここのは違う。

薄味の味噌が具の出汁を吸って味わい深い美味しさ。

鶏肉、コンニャク、白ネギ、子芋、人参、しめじ、ゴボウが入っている。

心のこもった煮込みうどんに大満足。さすが元料亭だけある。

外に出てしばしあたりを散策。

今は営業していない料亭は広々していて、席がたくさんあった。

赤い「願い橋叶い橋」を渡って海岸に。

東方にはイルカと一緒に遊べる日本ドルフィンセンターも見える。

広々とした津田の海水浴場の海水はきれい。

中年になってから香川に移住したから、1度しか泳ぎに来たことが無い。

釣りに時々来る鷹島も見える。

5万坪の津田の松原をまたの名を「琴林公園」と言う。

松原を吹き抜ける風の音を琴を奏でる音との由来。

江戸時代初頭から植林された。

映画全盛時代はロケに使用され、嵐寛寿郎、石原裕次郎、小林旭、

浅岡ルリ子など多数の有名人が撮影された。

平山郁夫の題材に使用され、棟方志功は「世界一の松林」と称えた。

七福神の松もあるので昔茶屋とともにぜひどうぞ。

さぬき市津田町津田2 一般店 金・土・日のみの営業 11:00-15:00

0879-42-2040 Pあり