パワハラか指導か? | 中小企業の社外人事部 吉崎靖宏のブログ

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人事部29年の社労士 吉崎です。

歴史が長く、家族主義、業績も安定している会社のオーナーと話をすると、よく出てくる話題が「パワハラか、指導か、分からない」ということ。

今までなら「以心伝心」伝わっていたことも、はっきり言葉にしないと共通認識が持てなくなっていて、職場で厳しく指導したいが、強く言えばパワハラと思われる、と管理者が委縮しているというのです。

特に厳しい創業社長から2代目社長になると、社内の空気が変わって、言いたいことも言えなくなるようです。

中小企業の場合、指導方法について漠然とした不安を持ちつつも、具体的に学ぶ機会もないままのケースが目立ちます。パワハラと指導の違いを理解して、自信を持って指導に当たってもらいたいですね。

⇒当事務所ではパワハラに関する研修も行っています。ご興味ある方は「問い合わせフォーム」からどうぞ。https://www.yoshizaki-hr.jp/contact/

 

厚生労働省の定義、パワーハラスメントとは。

「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位

人間関係などの職場内の優位性を背景に、

業務の適正な範囲を超えて

継続的に相手の人格や尊厳を侵害する行為を行うことにより、

就労者に身体的・精神的苦痛を与える、

または職場環境を悪化させること」とされています。

 

例えば、

①職務上の地位、職場内の優位性とは、一般的には上司が部下に対して優位に立ちますが、部下が結託して(集団の力で)上司を無視するケースなども含まれます。

②相手の人格や尊厳を侵害する行動とは、相手が努力しても変えられないことに言及するケースなどが相当します。国籍や性別などは基本的に変えられないことですね。それに対して「○○だからダメなんだ」などと言うのは問題です。

 

【パワハラが起こりやすい職場例】

・出退社時、挨拶をする人がほとんどいない。

・会社の幹部は、職場にはパワハラは存在しないと考えている。

・業務上のノルマが厳しく、達成できなかった時のペナルティが大きい。

・上司、先輩に対して、意見や反論が言いづらい雰囲気がある。

・職場内で問題が起きても、話し合って解決しようという雰囲気がない。

・無視をされたり、仲間はずれをされてい社員を見たことがある。

・厳しい指導で人は育つという意識が強い。

 

皆さんの職場はいかがでしょうか?

 

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