人材育成のコツ | 中小企業の社外人事部 吉崎靖宏のブログ

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1.企業の成長と従業員の成長を両立する懸け橋になります。
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3.リスクをコントロールし、モチベーションを上げる人事処遇制度作りに貢献します。

人事部29年の社労士 吉崎です。

 

社員が活き活きと働き、成長している企業2社の社長の話を聞く機会がありました。

 

別の場所でお聞きしましたが、まったく同じ話をされたので、これが人材育成のコツだと思いました。

 

2人の社長はとてもマメに社内でコミュニケーションをとっています。エレベーターの中でも廊下ですれ違っても、自分から声をかけるそうです。そして自分の話は少しだけにして、あとは社員の話を聞き続ける。最初は社員からは話をしてくれないそうですが、どんな話でも否定せずに聞いていると、少しずつ話してくれるようになってきたとのことでした

 

後になって社員に聞いてみると、「こんなこと言ったら社長にバカにされると思ったけど、そうでもなかったので、気軽に話せるようになりました。」と答えたので、社長自身も「そういうことか」と納得できたと仰っていました。

 

「傾聴」することの大切さをよく聞きますが、実践できている社長は少ないですね。どうしても自分から話をしてしまいます。自分の考え方を伝えて、指導しているつもりでも相手には届いていないことが多い。

 

「コミュニケーションしているつもり」になっていることってホントに多いですよね。

 

自分が話すのではなく、相手の話を聴くということは、相手(部下)は自分で考えて発言しないといけないので「考える力」が自然と養われるということです

 

その社長は人材育成のポイントに「私(社長)が判断しないこと」を上げていました。答えは言わないで「そうしたら、どうするの?」というふうに質問し、ひたすら聴くことによって、部下の判断力を高めていくということです。

 

もう1人の社長も「機会を与えて任せる」と仰っていました。もちろん研修は実施しますが、研修でも参加者に発言させて自分は発言しない。そして否定しないそうです。そうすると、朝礼などで社長が発言すると前向きに受け止めてくれて、社長の言った内容を、管理職がその部下に自然に伝えるようになります。社長と管理職の間に信頼が生まれているのでしょう

 

簡単なようでなかなかできないことだと思いました。

 

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