今日は、会派の視察で北海道の旭川市に来ています。


先週は厚生委員会で北海道視察を行ってきたばかりですので、2週に渡るハードスケジュールです。


(こんなこともあるのですね)


旭川市は日本一の入場者数(年間300万人)を誇る、市立旭山動物園が有名です。


動物の行動展示という新しい見せ方で、一躍世界的に注目される動物園になってしまいました。


元は公園だった場所ということで、園内はとてもきれいに整備され、散歩するだけでも十分に楽しめる感じがします。


この日も、平日に係らず多くの観光客や修学旅行生で一杯でした。


園内いたるところに手書きの解説パネルが設置されており、暖かい手作り感が伝わってきます。


これも人気の秘訣なのでしょう。


なかなか雑誌で見るようなベストシーンには出くわせませんでしたが、何度も来たくなるような仕掛けが至る所にありました。



旭山動物園に感動した我々は、もうひとつの観光名所(にしたい?)市立科学館サイパルに行ってきました。


サイパルは平成17年に国の補助金49億円を活用して作られた、生涯学習複合施設です。


3階建で、プラネタリウムや天文台、科学の体験アトラクションを備えた最新型の科学館です。


しかし、私たちはが驚いたのはその充実した施設ではなく、もっと別のところでした。


旭川市は、アテンダントと呼ばれる係員を民間の企業から派遣してもらい施設の運営としているようですが、我々が訪れたときは一般の入場客が数名程度。


それに対し、館内のアテンダントの数は12~13名。


ただ立っていることが仕事のような印象すら受けました。


案の定、館長に説明を受けると・・・・


オープン以来入場者数は早くも減少気味。


運営にかかる費用は年間1億7000万円であるのに対し、入場料収入は約2500万円。


実に1億5000万円近い赤字の施設となっているそうです。


旭山動物園は旭川市の光とするならば、この科学館サイパルは影の部分であると感じました。



上田市も、交流文化施設に美術館・博物館の構想を持っています。


目的自体は賛同できますが、このような施設になってしまうのではないかとの心配があります。


今後は、市民を交え、十分に検討していく必要があるのではないでしょうか。