本日は、「森林・林業・林産行活性化促進議員連盟」の長野県総会に参加をしてきました。


今年は川上村文化センターが会場となりましたが、正直申しまして川上村に足を踏み入れたのが生まれて初めて。


高原野菜で全国的に有名な村であることは知っていましたが、果たしてどんな場所なのか・・・


個人的には興味深深です。



上田市議会のバスが到着したのは総会が始まる5分前。


休む暇無く会場入りです。


中には既に全県からの県議・市議が200名以上詰め掛けていました。



総会自体は大体どこも同じような内容ですが、特に面白かったのは川上村の藤原村長の講話です。


川上村の農家は現在607戸。


そして、村の農産物の年間売上高は132億円。


一戸当たりの平均売上高は2200万円に上ります。


裕福で恵まれた家計に育った子ども達は、皆高学歴で、嫁不足も後継者不足も無縁のようです。

(農業従事者の平均年齢は48歳、後継者の平均年齢は28歳です。若い~!)


上田市の農村から見るとうらやましい限りです。



更に、川上村は将来を見据えた事業に取り組もうとしています。


それが林業の活性化です。


川上村には昔からカラマツの植林を行ってきた歴史があります。


最近までは、高原野菜の影に隠れた存在となっていましたが、藤原村長はこの資源を活用して村の新しい産業に育て上げるつもりのようです。


幸いなことに、長野県では「森林税」が導入され、里山の整備に助成が受けられるようになりました。


また、今年の秋には「公共建築物における木材の利用の促進に関する法律」も施行されることが決まっており、公共施設を作る場合は国内産木材の利用率を50%以上に高める目標が掲げられています。


ちなみに、この法律に沿った森林整備により、CO2が3.8%削減できるそうです。


このような追い風を川上村はうまく活用しようとしているのです。



その最たる例が「川上中学校」です。


平成20年に完成した新しい校舎ですが、建築基準法に違反しない限りに地元のカラマツや大鹿村、根羽村の県内産木材を最大限使用したそうです。


芸術性も高い上に、木の香りのする恵まれた環境の中で勉強ができることは、子ども達の教育にも大きな効果が期待できるのではないでしょうか。


まちづくりのコンセプトに林業を組み入れた、大変先進的な取り組みだと感じました。



上田市にも豊かな森林資源があります。また、森林に関係する木工業者が多いのも上田市の特徴です。


今後、地域の資源である森林をどのように活用していくのか、市民のみなさんの声を聞きながら、市としても積極的にこの課題に取り組んでいかなければなりません。


そんな思いを新たにさせられた一日でした。