議会の委員会には法律上設置が義務付けられている「常任委員会」と、社会情勢に合わせて任意に設置される「特別委員会」があります。
上田市議会の場合、現在「議会広報特別委員会」「地域医療再生特別委員会」「産業活性化・雇用促進特別委員会」の3つが設置されており、私は「地域医療再生特別委員会」に席を置いています。
地域医療体制の整備は、上田市の最大の課題であり真剣に取り組まなければならない問題です。
第1回目の特別委員会では、主に、「長野県上小地域医療再生計画」と、「上田市産院移転新設事業の現状」についての説明がありました。
再生計画によると、長野病院の機能強化と産院新築移転に約60億円(うち国からの基金25億円)をかける、まさに上小地域医療の存亡をかけたビックプロジェクトとなります。
その中でも特に期待が持てるのは、長野病院内に設置される「地域医療教育センター(仮称)」です。
後期研修医を対象に、信州大学が長野病院に指導医を派遣し、10の研究教室を設けるのです。
(4年間で4億円の予算を計上しています)
これにより、若い研修医が長野病院内に集められ、そこで育った医師が将来の地域医療を支えてくれることが期待されるのです。
現在は、研修先を自由に個人で決められる制度であるため、研修医の希望は都市部または大病院への集中し、そのため地方都市の医師不足が顕著となってきました。
この「地域医療教育センター」が機能すれば、大都市に流れていた研修医の流失を防止できるだけでなく、上小地区で勤務していただける医師の数を増やすことができます。
(医師は研修医として勤務した病院に引き続き勤務する傾向があるそうです。)
医療再生計画は5年間のものですが、この期間の内に医師が根付いてくれるような魅力ある上田市を作り上げて行きたいものです。