さて。

どこよりも早い?シリーズで有名な(自称)当ブログですが…。


現役ドラフトやFA、新外国人、戦力外選手の動向などもわかってきた今、あらためて泣きのもう一回!ということです!!


ではさっそく!


1.阪神タイガース


昨年と比べても、マイナス要素はほとんどない。その要因の一つは、選手の年齢層。先発は村上、大竹、伊藤、才木。中継ぎは桐敷、石井、及川。打線も佐藤、中野、小幡、森下と投打共に主力の多くは20代のため、むしろさらなる伸び代も期待できる。

しかも、その下の世代も、西、門別、森木、前川、井上ら楽しみな若手が控える。

ドラフトでは、即戦力の先発下村と、快速球の中継ぎ椎葉を加え確実に戦力アップした。

戦い方もクレバーな岡田監督が、自前の戦力を惜しみなく使いこなして優勝に導くだろう。


2.横浜DeNAベイスターズ


昨年、終盤失速し3位に終わった横浜。今永をはじめ、投手陣の流出が大きいと予想したが、ソフトバンク戦力外の森をはじめ、中川、堀岡、佐々木と新たな投手陣を迎えた。外国人投手も150キロ超左腕のアンソニー・ケイなど、複数名を獲得し、補填に余念がない。

となると、牧、宮崎、佐野を擁する打線が強力だけに、来季も上位争いに名を連ねてきそう。

懸念は二遊間。

牧の守備力は疑問符がつくし、ショートは林、森、京田、大和の中からそろそろレギュラーを固定したい。

守備位置や打順はオースティンの兼ね合いもありそうだが、捕手の松尾を使いながら育てることも楽しみであり、使命でもありそうだ。

三浦監督の手腕がどれだけ伸びたか試されるシーズンになりそう。


3.広島東洋カープ


本当は我がドラゴンズを入れたいところだったが、現実は厳しい。

西川が抜ける打線が気になる広島だが、それ以上に投手力の安定感を買った形だ。

九里、大瀬良、床田、森下、アンダーソン、森と先発陣は一部成績を落とした選手もいるが、野村を含めて数はいる。そこにルーキー常廣を加える。リリーフは、島内、矢崎、中崎、栗林、ターリー、大道とさらに強力。

ドラフトの2位、3位では高、滝田と即戦力左腕も獲得した。

ハーン、ハッチと新外国人も加え、現役ドラフトと人的補償も内間、日高と投手を指名。

戦略が明確なチームを勝利に導く得点源は、新外国人のレイノルズとシャイナーに期待しつつ、ベテランの秋山、菊池、田中、松山のサポートを受けながら、小園、坂倉、堂林、野間、末包の成長を見守りたい。個人的には名電出身の田村が楽しみな存在だと思っている。

あとは就任一年目でチームを同じ方向に向かせた新井監督の手腕に期待したい。


4.中日ドラゴンズ


すみません。期待と贔屓も入ってます。

ただ、この後に出て来る巨人、ヤクルトの順位の理由にも関係するんですけど、やっぱり今の野球は投手ですよね。

そこの整備がどうなのか。それに重きを置いての順位予想です。

まず先発。小笠原、柳、涌井、高橋と今季ローテを主にまわった4人に加え、大野、メヒア、梅津、仲地、根尾、草加。

リリーフも、絶対的抑えのライデルをはじめ、松山、清水、勝野とパワー系の若手右腕が3枚。

祖父江、藤嶋の経験のある右腕が2枚。そこに現役ドラフトで梅野が加わる。

ドラフトでも、パワー型右腕の土生と加藤を加えた。不安要素は左腕不足くらい。

ただ、そこも橋本、石森、福、福島、斉藤、砂田らが埋めてくれる期待はある。

特に橋本は、コントロール難に目処がついたようなので飛躍の年にして欲しい。

課題の打線は中田らを加えて一新。

二遊間が取り沙汰されるが、一塁、三塁、外野の5ポジションで点が取れれば、二遊間は守り重視でいい。そうなれば、龍空を遊撃の軸に田中、村松を二塁で使える。そうできるだけのメンツは揃ってきている。

問題は監督がブレずに起用・采配を振れるかどうか。少し負けたからと言って、ショートカリステとかやりだすと、来季も勝てないだろう。

監督次第ではAクラス入りも見えて来る。


5.読売ジャイアンツ


とにかく投手陣に課題が残る。エース戸郷、山崎、菅野まではいいとして、赤星、横川…。

リリーフも大勢が不調だっただけに来季も読めない。高橋、泉、近藤、ケラー、馬場と、投手の一新に力を入れているが、前も後ろも足りてない。ルーキーの西舘、森田にはフル回転が求められるし、監督の手腕も問われそう。

頼みの打線は岡本がどっしり座って、ベテランの坂本と若手の秋広でサポートしたい。門脇、大城、丸と、破壊力はリーグトップクラスだけに、投手陣の整備次第では大きくジャンプアップもありそうだ。

しかし、阿部新監督も一年目からの好采配は難しいと予想。(沢村ワンパン事件とか、どっちかっていうと、立浪監督同様、前時代的な印象があるので)

2年連続Bクラスと予想。


6.東京ヤクルトスワローズ


巨人以上に投手が厳しいヤクルト。防御率が2点台のエース格が不在。いまだ小川、石川に頼る先発陣は、吉村、高橋ら若手も4点台と苦しんだ。

彼らの成長と、怪我で投げられなかった奥川、山下らドラ一組次第でもあるが、現時点では苦戦は必須。チームも課題がわかっているだけにテコ入れしたは行った。ルーキーの中舘、松本、石原や、戦力外からの加入となる左腕の嘉弥真らへの期待もおおきいだろう。

一方で、弱点克服がうまく行かない間に野手も高齢化が始まっている。

実際、打線は村上という軸があるだけに心強い。が、山田、オスナ、サンタナと、年齢も上がってきた。塩見はいるものの、若手の台頭が欲しいところだ。

個人的には、楽天から来た西川よりも、昨年ルーキー澤井に期待している。ソフトバンクを戦力外になった増田も面白い存在になるとみている。

パンチ力のある若手捕手内山と、世界一になった侍ジャパン正捕手の中村をどう使い分けるかも、見どころだ。

2度の優勝を誇る高津監督は、この前評判を覆せるか?