まず、ドラゴンズのウィークポイントをまとめると…。
先発投手
これは、多いに越したことはない。実際、大野、小笠原、柳は実績も十分で、低く見積もっても怪我がなければローテを守れるだろう。
しかし、高橋宏斗は登板間隔を開けての経験が一年あるだけ。松葉は計算できる反面、伸び代も見えている感がある。残りは、故障がちの勝野、復調を目指す福谷、笠原や、先発転向組の橋本、鈴木。残りは岡野と上田、根尾、そしてルーキーの仲地。
『計算できる先発投手』は、欲しいところだろう。
左のリリーフ投手
先発では豊富な左腕も、リリーフになると質・量ともに苦しくなるドラゴンズ。
福が難病で離脱する中、候補はサイドスローにフォーム変更した岡田、2年目の石森、育成上がりの近藤くらい。
育成の福島や松田、新人の森山にもチャンスがありそうなのは楽しみだが、計算はできないだろうから、経験値のある左腕は欲しいところだ。
左の強打者
ビシエド、石川、阿部、鵜飼。
来季チームの中で長打を期待できそうなのは、右打者ばかり。左では高橋がいるが、正直10本でも荷が重い現状だ。ポジション的には、左翼や三塁になるだろうが、左で長打があり、打点を稼げる打者は、喉から手が出るほど欲しいだろう。
対横浜DeNA
今季、ドラゴンズは横浜相手に6勝18敗。最下位に沈んだ最要因とも言える。そんな横浜の情報は、何よりほしいし、大きな補強になるのではないだろうか。
と、こんなところだろう。
そして、現実的に、可能な選手の中から、提案&予想をしてみます。
先発投手
金子、山口、井納、福井の実績のある自由契約組。
全盛期の活躍は難しいだろうが、年俸次第では、有事の要員として1人くらいはいてもいいところだろう。
現実的には、現役、OBとも繋がりの多い金子千尋投手あたりは、あるかもしれない。
左のリリーフ投手
ここは外国人に頼りたいところだが、マルティネス、ロドリゲスと投手は2枚決まっているし、野手もビシエドにプラスして、最低1人は加えてくるだろうから、枠の問題が出てきそう。
とはいえ、左のパワーピッチャーは、おそらく格安で入れてくるだろう。起用は他の助っ人との兼ね合いになる。
日本人となると、現役ドラフト、トレード、自由契約組になる。
自由契約組の左腕は、ヤクルトの寺島、広島の高橋、オリックスの海田、楽天の渡辺くらい。寺島は急速も出なくなっていて厳しいが、多少の実績のあるベテランの海田や、まだ20代中盤の域の高橋、渡辺らは、投げられるなら検討してもおもしろいだろう。
次に現役のドラフトとトレード。これは相手あってのものなので、予想がしにくい。
例えば京田なんかは、なにかにつけて放出要員にあげられがちだが、実績からすれば、土田をはじめ経験の低いものや、未知数のルーキーが多い二遊間なだけに、今オフの放出は控えると思うのが大方の予想。しかし立浪監督自身も、星野監督の下で大物のトレードや大胆な起用を目の当たりにしている。さらに経営が思わしくない球団サイドからすれば、京田のコスパは決して良くない。左のリリーフに限らず補強ポイントに合致すれば、大胆な案件がまとまる可能性も否定できなさそうだ。
左の強打者
これは、メジャー自由契約組にも目を向けると、筒香という選手も候補に出てくる。とは言え、年俸や、縁故の面から考えると、まずないだろう。
現実的に名前が上がっているのは、元ドラゴンズのアルモンテの再獲得だ。実績のあるスイッチヒッターは、補強ポイントに合致する。
対横浜DeNA
先日行われたトライアウト後、ヤクルトが元ドラゴンズの三ツ俣を獲得したのが、同様の考えではないかと思っている。今オフに横浜を自由契約になった者から候補者を選ぶと、捕手の高城、内野手の倉本あたりはどうだろうか。
捕手は木下、2番手の石橋、ベテランの大野と、あとは若手ながら打撃重視の郡司、2年目の味谷、ルーキーの山浅。年齢バランス的に高城はマッチする。正直レギュラー候補ではないが、価格次第では検討して欲しい。
倉本は左打ちの内野ユーティリティープレイヤー。左右の差があるものの、三ツ俣を切って倉本、というのはやや違和感があるものの、ベテランの倉本を格安で獲れば、憂なく京田を目玉として放出して戦力アップを狙うという一手が打てるという見方もできる。
選手としての役割もありつつ、天敵横浜の情報も得られる2人の補強はオススメだ。