北九州市や市内の企業、労働組合などで作る市ワーク・ライフ・バランス(WLB)推進協議会(座長・斎藤貞之北九州市立大教授)は今年度、「子育てと仕事の両立支援」を目標に育児休業の取得率向上などに取り組むことを決めた。
同協議会が市内の事業所を対象に実施した聞き取り調査では、2008年度に本人か配偶者が出産した従業員で育児休業を取得した男性は0・6%に過ぎなかった。女性も80%未満だったという。
先月29日に市内で開いた会合では、男性の取得率の全国平均(07年度)は1・2%、女性も9割だったことが報告され、「北九州市の取得率は明らかに低い。育児休暇を取りやすい仕組みと風土づくりが必要」との指摘が出た。
今年度は男性の家事や育児への参加を促すセミナーやキャンペーンを開き、長時間労働を抑えて休暇取得を促すことを目指す。11月にはWLBを推進することで企業側が得られるメリットなどを説明する企業向けの講演会を開く。
(asahi.com)
改正育児介護休業法が実施され、育児休業取得や男性の育児参加を推進する活動が盛んに行われています。
日本の男性の家事を手伝う1日あたりの時間は平均して1時間でそのうち育児に関わる時間は33分だそうです。
家事時間 (育児時間)
日本 1時間 ( 33分 )
アメリカ 3.5時間 (1.5時間)
イギリス 2.5時間 ( 1時間 )
フランス 2時間 ( 40分 )
海外と比べても、日本の男性の家事、育児に関わる時間は大変短い!
しかし、決して日本の男性だけが悪いわけではないと思います。「家事を手伝いたいのに、手伝う時間がない。」「子どもの面倒を見たいのだけれど、見る時間がない。」というように長時間労働を強いられ、時間のない人は家事も育児も参加できないと思います。ただ、働いている女性は時間がなくても家事、育児を強いられます。このあたりは、まだまだ日本に「男性も女性も仕事も家庭も両立させる」という考え方が浸透していないといえます。
国も企業も考えをひとつにしなければならないと思います。実際に若い世代には、子育てに関わりたいという男性は増えています。
イクメンが会社や社会に気兼ねなく、仕事も家事・育児も充実して行えるようになれば、女性はうれしい!「もう一人子どもを産もうかなぁ」という気持ちになると思います。
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