育児をしながら働く人が仕事と生活を両立できるよう、平成4年にスタートした「育児休業法」。その後、平成11年には介護休業が、平成17年には子の看護休暇が制度化されるなど、仕事と家庭の両立支援制度は充実をみてきました。しかし、依然として、仕事と子育ての両立が難しく、仕事をあきらめる女性も少なくありません。また、女性の育児休業取得は当たり前になっている一方で、男性の育児休業取得は依然として少ないままです。こうした中、子育て期間中の働き方を見直し、仕事を続けやすい仕組みづくりと父親も子育てができる働き方の実現を目指した「改正育児・介護休業法」が、平成22年6月30日から一部を除き施行されます。
(政府広報オンライン)
イクメンプロジェクトなど男性の育児参加を促す活動等も盛んに行われていますね。
男性の育児参加がないから、少子化に歯止めがかからないという究極の原因に国はやっと気付きました。(日本の多くの女性はすでに気づいていたと思いますが…)
今回の改正内容で、『男性が育児に関わるきっかけを作る』という効果があれば十分ではないのでしょうか。まずは、『男性も女性も仕事も家庭も両立できる』という考え方が確立できるとよいと思います。
育児休業を実際に取得しようと思っている人にとっての最大の改正ポイントは
1.専業主婦(主夫)の配偶者がいても、休業できるようになる
2.夫婦一緒に休業できるようになる
3.夫婦ともに休業すると休業期間が2カ月延びる
4.男性は産後8週間(母体が辛い時期に)休業すると、再度休業できる
他にもたくさんの改正点がありますが、とにかく育児休業が変わります!
イクメンになりたい独身男性にも、注目してほしいですね。
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