年金…保険方式or税方式(3) | もっと知りたい労働法!

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東京都町田市を拠点に両立支援、労使トラブル、障害年金などに対応、『悩み』を『戦略』に変える労務管理を提案する特定社会保険労務士櫻井三樹子のブログです。日々の疑問や矛盾と戦います!!たまに日本酒でまったりします。

民主党のMr.年金長妻氏は『国際的に年金に求められる要素がある。若い人も無理なく払えて財政的に持続する、雇用形態やライフスタイルの変化に対応できる、最低保障機能がある、の3点だ。現行制度はどれも不十分。』と言っている。
民主党案は国民年金に加入する自営業者などを含めすべての職業の人が同じ制度に加入することが大きな特徴だ。スウェーデンの年金改革がモデルとなっている。共産党は月額5万円の『最低保障年金制度』を創設する案を掲げ、社民党は全額税方式で全国民が受け取れる『基礎的暮らし年金』(月8万円)と、保険料による『所得比例年金』を組み合わせた改革案を主張している。

全国民が安心できる年金制度への改革になってほしい!スウェーデンでは『年金を政局にしない』が合言葉に超党派で改革を実現させた。
自民党が与野党協議を呼びかけていることに対し長妻氏は『足して2で割るような協議をして、よくわからない年金制度ができるのは最悪だ。国民審判を受けるべきだ。』と言っている。現行の制度はいくつもの足して2で割ったような改正がありとても複雑になっている。国民のための明確なよりよい制度改革を期待したい!!

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