厚労省は、離職後も非正社員らに寮や借り上げ住宅を無償提供する企業に、1人あたり月4万~6万円助成する制度を2次補正予算案に盛り込んでいます。予算案が成立すれば08年12月にさかのぼって助成金が適用されることを企業に説明し、継続使用を要請してきました。7日時点で要請した事業所は312カ所で、うち半数近くが応じたことになります。
厚労省の調査では、「派遣切り」などで3月までに仕事を失う8万5千人の非正社員のうち、社員寮などを追い出されて実家など他に行き場のない人は5千人程度にのぼると推計されます。住居を失った人に厚労省があっせんしている雇用促進住宅には、7日時点で1899件の入居が決まっています。(asahi.com)
住居と職を同時に失う人が5千人とは危機的状況ですね。『せめて、再就職が決まるまで寮にいさせて…』という失業者の声が事業所に届いてほしい!4万~7万円の助成金が適用されれば事業所側の負担も軽くなりますね。