費用としての利益 | 経営者向け60秒ブログ

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北九州市内で社会保険労務士の仕事をしています。このブログは中小企業の経営者を応援するために書いています。そのほか、自分自身の勉強のためと、社会保険労務士の業界振興のためにも書いています。

これから基本的な領域における目標を、徹底的に検討し設定して初めて、「どれだけの利益が必要か」との問いに取り組むことができる。それらの目標はいずれも達成に大きなリスクを伴う。しかも努力、すなわち費用を必要とする。ここにおいて、利益が企業の目標を達成する上で必要となってくる。利益とは、企業存続の条件である。利益とは、未来の費用、事業を継続するための費用である。(マネジメント[エッセンシャル版])

 衝撃を受けました。企業が利潤を求めるという基本的なモデルを否定している革命的な思想のようです。
 たしかに思うのが利潤追求に焦点を当てると究極の姿が見えづらくなります。つまり最も優れた状態がどういった状態なのか?ということです。世界中のお金が手元にある状態??・・・そうでないことはわかります。

 あらためて貨幣の3つの機能を確認します。1流通手段2価値尺度3価値貯蔵です。その正体は信用であり、道具です。そう考えれば利潤を生むことを至高の目標にすえるのは明らかにおかしいことはわかります。組織の活動目的はそれぞれに違ってもその目的に沿って活動するための資金でないといけないということでしょう。
 私がずっと勘違いしていた原因は周囲もそう思っているからです。定量的にはかることができるのがお金だから、財務が重要視された、というに過ぎない。といっていたと思います。
 この教えは啓蒙的で救いのようにすら思えます。