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いうまでもなく、社労士試験に合格するためには、「過去問」に取り組むことが欠かせません。

ところが、過去問をインプット学習に活かしている方は、意外と少ないように思います。過去問を「単なる腕試し」と捉えている方も多いのではないでしょうか?

過去問を解けば、自分の実力を知ることができますし、テキストで学習した内容を復習することもできます。しかし、過去問を解くことには、これ以外にも様々なメリットがあるのです。たとえば、以下のようなメリットを挙げることができます。

1)よく「出題されている箇所」を知ることができる
2)よく「問われていること(論点)」を知ることができる
3)それぞれが「どのように問われているのか」を知ることできる

特に、1)2)は、メリハリをつけてテキストを読むには「必須」といえます。

もちろんテキストは、重要な部分を「★★☆」「A・B・C」などで示していますし、重要な数字や用語は「強調文字」にしています。基本的には、これらに従ってテキストを読めば、自然とメリハリがつくのですが・・・実際には難しいのです。

分かっているけど、なかなかできない」「細かい部分が気になって、欄外まで同じように読んでしまう」という経験はありませんか?

それはある意味、仕方がないことなのです。人は他人から「○○に注意しろ!」と言われても、なかなか注意しません。自分で痛い目に遭うなど、それを経験することによって初めて気がつくのです。

大袈裟かもしれませんが、テキスト学習もこれと同じです。つまり、メリハリをつけるためには、実際に出題されている問題を自分自身で認識することが最も有効なのです。

ですから、できればテキスト学習に入る前に、「先ずは過去問を眺めて欲しい」のです。この際、問題を解く必要はありません。取り敢えず問題を読み、何となく解答解説をナナメ読みするだけで十分です。目的は、1)2)は意識することだからです。

このようにして頻出箇所や頻出論点を押さえて上で、インプット学習を行えば、自然とテキストの読み方にもメリハリがつくはずです。

是非、実践してみてください。

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~本日の論トレ(論点トレーニング)~

以下の設問について、「誤っている箇所」を指摘してみましょう!

<平成25年度 第7問D(災3号)>

自殺の場合も、通勤の途中において行われたのであれば、通勤災害と認められる。


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誤り箇所の指摘だけではなく、正しい「解説」を加えてくださいね!

では、誤っている箇所を赤字・下線で示します。

自殺の場合も、通勤の途中において行われたのであれば、通勤災害と認められる

本肢の場合は、通勤災害と認められません。

通勤災害とは、通勤とその災害との間に「相当因果関係」があり、「通勤に通常伴う危険が具体化」したものをいいます。

(要するに、通勤に「通常ありがちな危険」が現実に起きた場合である。)

そのため、本肢のように自殺の場合や被災者の故意によって生じた災害、通勤の途中で怨恨をもってけんかをしかけて負傷した場合などは、通勤が原因となり災害が発生したものではないため、通勤災害と認められません。


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