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模擬試験で択一式の点数が伸びない原因の1つに、「時間が足りないこと」を指摘することができます。
「自宅でじっくり問題を読めば、得点できたはずなのに・・・」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、択一式試験で時間に余裕を持たせる方法をご紹介します。
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1.解くスピードを上げる
択一式は、1)選択肢を読む ⇒ 2)正誤判断をする、という作業の繰り返しです。当たり前ですが、このスピードを上げることができれば時間に余裕が生まれます。
そのためには、この一連の作業に「慣れる」しかありません。インプット偏重で問題を解くことに慣れていない方は、過去問や模擬試験問題を使ってアウトプットの量を増やしましょう。
また、テーマごとによく問われる「論点」を押さえておくのもお勧めです。同じ論点からの出題だった場合には、素早く正誤判断をすることができますよ。
2.正解肢以外をカットする
択一式は、全70問が出題されます。そして、そのうち数問は、選択肢A・B辺りで明らかな正解肢が見つけることができるものがあります。
代表例は、「誤り」を選ぶ問題で、「数字」が明らかに誤っている選択肢がA・B辺りで登場する出題などです。こうした選択肢が見つかった場合には、「それ以降の選択肢を読む必要はありません」。その他にも、自分が自信を持って「誤り」と判断できる選択肢があれば、以降の選択肢はカットして構いません。
真面目な方は、すべての選択肢を読みたくなるのかもしれませんが、割り切って次の設問へ進んだ方が得策です。時間だけではなく、体力や集中力の浪費も防ぐことができますよ。
3.長文、難問は後回し
長文や難問で正解しても、そうでない問題で正解しても「1点は1点」です。長文や難問だからといって、別に配点が高いわけではありません。
しかし、長文や難問で正解に辿り着くためには多くの時間を取られます。つまり、こうした問題で時間を使うのは、「非効率」なのです。
ですから、正誤判断に時間がかかりそうな長文や難問があった場合には、取り敢えずどれかにマークをしておき、「最後に余った時間でじっくりと検討する」ことをお勧めします。精神的な余裕にもつながりますよ。
(番外編)タイムマネジメントを行う
あまり細かな時間割としても上手くいきませんが、「○○法までは、△△分以内で終わらせる」というように、チェックポイントを設けることをお勧めします。
社労士試験は、科目ごとに基準点が設けられており、1科目でも基準点を割ってしまうと合格することができません。こうした事態を防ぐためにも、「チェックポイント」くらいは設けるようにしましょう。以下に例を示します。
9:30~11:00・・・労働基準法から一般常識まで
11:00~12:30・・・健康保険法から国民年金法まで
12:30~13:00・・・難問等の再検討、マークシートの見直し
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~本日の論トレ(論点トレーニング)~
以下の設問について、「誤っている箇所」を指摘してみましょう!
<平成23年度 第8問B(国10号)>
繰上げ支給の受給権は、繰上げ請求のあった日の翌日に発生し、受給権発生日の属する月の翌月から支給される。
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誤り箇所の指摘だけではなく、正しい「解説」を加えてくださいね!
では、誤っている箇所を赤字・下線で示します。
繰上げ支給の受給権は、繰上げ請求のあった日の翌日に発生し、受給権発生日の属する月の翌月から支給される。
正しくは「繰上げ請求のあった日」です。
つまり、繰上げ支給の老齢基礎年金の受給権は、繰上げ請求のあった「日」に発生し、受給権が発生した月の「翌月」から支給が開始されます。
(支給開始の時期は、「通則」のルールどおりである。)
なお、条文では「請求があった日から、その者に老齢基礎年金を支給する」と表現されている点にも注意しましょう。
※ここでいう「支給する」とは、「受給権の発生」を意味する。
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