何回かに渡り、選択式の奇問・難問に対応するための方法について
解説を交えつつ情報をお届けしました。

今日は、選択式の、「勉強方法」について考えてみたいと思います。

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基本的に、必要なことは2つしかありません。

1)テキストや択一式の解説を読む際に、重要なキーワードを意識する
2)選択式の問題集に取り組む


それぞれ目的が違い、どちらも欠かすことができません。

しかし、現時点では、1)のみで十分です。


1)テキストや択一式の解説を読む際に、重要なキーワードを意識する

択一式とは異なり、選択式は、1科目につき5点分しか出題されず、
しかも1つ、2つのテーマから出題されることがほとんどです。

そのため、本試験で「「同じような問題が繰り返し出題されることは少なく」、
問題集や過去問だけでは、全ての範囲をカバーすることができません。

つまり、「テキストに記載されている重要なキーワードを丁寧にインプット
していく他に、全ての範囲をカバーする方法がないわけです。

そのため、日々、重要なキーワードを意識してテキストや択一式の解説
を読むことが非常に大切なのです。


2)選択式の問題集に取り組む

しかし、選択式といえども、単純な穴埋め問題ばかりではありません、

幾つかの空欄で関連性があるパズルのような問題や、計算問題などが
出題されることもあります。

そのため、「出題形式に慣れる」ためには、過去問や問題集に取り組む
必要があるのです。

しかし、「選択式問題集を攻略する≠選択式対策はバッチリ」ではない
ということ理解しておきましょう。

理由は、先に述べたとおり、問題集では全範囲をカバーできないからです。

あくまでも、
・出題パターンに慣れる、
・代表的な穴埋め問題を克服する、
というのが選択式問題集の目的である点を忘れないようにしましょう。


そして・・・

今までの標準的な学習方法は、この1)と2)であり、予備校でもこのように
教えていると思いますが、これだけでは安全とはいえなくなりました。

それは、知識では解けないタイプの奇問・難問の出題があるためです。
特に、「論理的思考力」「一般常識」「国語力」が問われる出題が増えています。

これについては、引き続きこのブログで解説・情報提供を行っていきます。

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~本日の論トレ(論点トレーニング)~

以下の設問について、「誤っている箇所」を指摘してみましょう!

<平成19年度 労働一般常識 第5問C>

高齢法第2条第1項において、「高年齢者」とは、厚生労働省令で定める
年齢以上の者をいう、とされ、当該厚生労働省令で定める年齢は60歳と
定められている。

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誤り箇所の指摘だけではなく、正しい「解説」を加えてくださいね!

では、誤っている箇所を赤字・下線で示します。

高齢法第2条第1項において、「高年齢者」とは、厚生労働省令で定める
年齢以上の者をいう、とされ、当該厚生労働省令で定める年齢は60歳
定められている。

正しくは「55歳」です。

高年齢者雇用安定法における用語の定義は以下のとおりです。

1)高年齢者 :55歳以上の者をいう
2)中高年齢者:45歳以上の者をいう


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