今日は論トレ(論点トレーニング)のみです<(_ _)>

では早速、社労士試験の過去問題です!

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~本日の論トレ(論点トレーニング)~

今日は「誤り箇所の指摘」ではなく、「正しいもの」を選んでください。

※なお、BMIの計算式は、表記上の問題があるため本試験問題と異なります。
※もちろん、計算結果は同じです。

<平成23年度 労災保険法 第1問>

二次健康診断等給付は、労災保険法第26条第1項の一次健康診断において、
血圧検査、血液検査その他業務上の事由による脳血管疾患及び心臓疾患の
発生にかかわる身体の状態に関する検査であって、厚生労働省令で定める
もの((1)血圧の測定、(2)低比重リポ蛋白コレステロール(LDLコレステ
ロール)、高比重リポ蛋白コレステロール(HDLコレステロール)又は
血清トリグリセライドの量の検査、(3)血糖検査、(4)腹囲の検査又はBMI
(BMI=体重(kg)/身長(m)/身長(m))の測定)が行われた場合に
おいて、一定の要件に該当する労働者(当該一次健康診断の結果その他の
事情により既に脳血管疾患及び心臓疾患の症状を有すると認められる者を
除く。)に対し、当該労働者の請求に基づいて行うものである。
この場合の一定の要件として、次のうち正しいものはどれか。

A 上記検査項目のいずれかの項目に異常の所見があると診断されたとき
B 上記検査項目の2つ以上の項目に異常の所見があると診断されたとき
C 上記検査項目の3つ以上の項目に異常の所見があると診断されたとき
D 上記検査項目の(4)及び(1)から(3)のいずれかの項目に異常の所見が
  あると診断されたとき
E 上記検査項目のいずれの項目に異常の所見があると診断されたとき

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答えは「E」です。

二次健康診断等給付は、一次健康診断において、脳血管疾患及び心臓疾患に
関連するいずれの(=全ての)項目にも「異常の所見」がある場合に行われます。

なお、対象となる検査項目は、本肢(1)~(4)の4項目です。
(※覚える必要はありません)

本問は医学的な専門用語が並んでおり、一見すると難解な出題に思えますが
問われている論点は非常に単純なものです。

(本問を第1問に持ってきたのは、心理的負荷を与える狙いがあるのでしょう。)

近年の労災保険法はこのような専門用語を織り交ぜた出題が増えていますが、
問われている論点は定番のものであったり、正解肢の正誤判断は容易である
ものが多いので、冷静に対応しましょう。


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