本日、第43回社会保険労務士試験の合格発表がありました。

合格基準は以下のとおりです。

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・選択式:23点(基安、労災、社一、厚年、国年は2点)
・択一式:46点

詳細はコチラ
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合格された方、本当におめでとうございます。
数々の困難を乗り越えて、合格を勝ち取ったことは本当に素晴らしいことです。
社会保険労務士としてご活躍されることをお祈りしています。

また、残念ながら思うような結果が得られなかった方。
この試験は合格基準が事後に決まり、その決定プロセスや根拠も不透明であるため、
納得できない気持ちは十分わかります。

頑張った結果が「形」として評価されないのは非常に辛いことですが、
しかし当面は、出題形式や評価方式は変わらないと思います。
(このリンク先からも、それが伺えます。)

既に、第44回の社会保険労務士試験まで、残り10ヵ月を切っていますが、
再チャレンジするのか、一年という時間を他のことに費やすのか、
暫くはじっくり考えるもの良いと思います。

ここからは、参考になるかどうかは分かりませんが、私がとある国家試験に
2度目のチャレンジをしたときのお話をさせていただきます。

その頃の私は、プライベートで様々な問題を抱え、仕事に対する意欲も低下していました。

ただ、その国家試験に対する意欲は高く、その年に合格する自信もあったので、
なんと試験直前に、思い切って「会社を退職」しました。

かなり無謀ですが、自分に多少の自信はあったし、その試験に合格すれば
評価も上がるはずだから、独立も再就職も簡単だと考えていました。

会社を退職してまで挑んだ国家試験。

本番では、実力をほぼ発揮することができました。
しかし、結果はなんと不合格。

明らかにその試験の本質が分かっておらず、今考えれば到底合格できるような
レベルではなかったのです。

合格の自信があったので、わざわざ彼女と一緒に現場に合格発表を見に行き、
自分の受験番号がないボードを一緒に見たときのショックといえば・・・。

彼女は内緒で、合格祝いのためにレストランを予約してくれていたのですが、
その時の料理の味は全く覚えていません。

暫くは放心状態で、その後の数日間もあまり記憶がありません。
覚えているのは何も持たずに、予約もせずに、旅行に出かけたことだけです。

本当に人生のどん底でした。
取り返しがつかないことをしたとも思いました。

しかし、旅行が気分転換になり、戻ったときには再びやる気が沸いてきました。

「自分の人生は自分にしか切り拓けない。」
「自分の人生はこんなものではないはず。」

今、振り返ると、あのときは不合格で良かったんだと思っています。

あの不合格によって、人間的に成長することもできましたし、
人生戦略を見つめ直した結果、様々なものを得ることができました。

今回、残念な結果だった方にも、いずれそんな時が来るはずです。

今は合格すべきタイミングではなかったのかもしれませんし、
もしかしたら、「別の道を歩むべし」ということなのかもしれません。

ですから暫くはゆっくりと考えてみてください。
並大抵の決意では、約1年間の学習を継続することはできません。

再チャレンジするときには、可能な限り応援するので一緒に頑張りましょう!


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