インプット段階で、知識が整理できず混乱している方はいませんか?

今日はこれを回避するための方法を1つお伝えいたします。

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結論から申しますと、最初にテキストを読む際には、
できれば「ざっくり」読んでください。

真面目な方ほど、最初から細かな部分まで一所懸命に理解しようとします。

しかし、ほとんどの方は社労士の実務経験がなく、保険法に関する知識もないため、
初期段階では、そもそも「制度の概要」すら分からないはずです。

この段階で、テキストの細かな部分までインプットするのは無理です。

また、その状態で無理やりインプットしても、読み終えた頃には、

1)テキストの前半部分はすっかり忘れている
2)知識が上手く引き出せない
3)分からないとこすら分からない

という状態が出来上がります。

これは当然のことです。

なぜなら、頭の中に「サイトマップやフォルダ」が作られていない状態では、
知識を整理して頭に入れることができず、当然、上手く引き出せないのです。

いわば、デスクトップ上に、無造作にファイルが置かれた状態です。

先ずは全体像を把握し、サイトマップやフォルダを作成しましょう

そのためには、テキストを最初に読む際に、

1)全体像を把握する(給付の体系図なども活用
2)それぞれの規定や給付の概要や目的の把握に努める
3)細かな部分は読み飛ばし、ざっくり読むことを心がける

ようにしてください。

そうすると頭の中に「サイトマップとフォルダ」ができ、2回目以降は
スムースに各規定や給付の詳細が頭に入るはずです。

来年度の社労士試験までは時間はありますし、遠回りに思えて実は近道です。

また、初学者ではなくても、保険法が苦手な方も、改めてこの方法を
試してみてください。

#選択式の記事について、沢山のコメントをいただき有り難うございます。
#この時期は、社労士試験にとっての「閑散期」です。
#それにも関わらず、多くのコメントをいただけることに本当に感謝しております。
#また、様々なご意見をいただくことで、私自身、新たな気づきも得られました。
#それを皆様に還元していくのも、このブログの役目だと考えています。

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~本日の論トレ(論点トレーニング)~

以下の設問について、「誤っている箇所」を指摘してみましょう!

<平成20年度 労働基準法 第2問A>

1人でも労働者を使用する事業場においては、使用者は就業規則を
作成しなければならない。
        
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では、誤っている箇所を赤字で示します。

1人でも労働者を使用する事業場においては、使用者は就業規則を
作成しなければならない。

作成義務があるのは「常時10人以上」の労働者を使用する使用者です。

なお、労働者数には、パートタイマーやアルバイトなどの短時間勤務者も
含まれる点もしっかり押さえておきましょう!

労働基準法に限らず、社労士試験では「数値」がよく問われます。
常に「数値」を意識して取り組むようにしましょう。


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